説明

有限会社大栄により出願された特許

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【課題】 大型で複雑な構造を要せずに、微生物を利用した排水処理装置であって、微生物による有機物の分解効率を向上し、特に油脂分の環境への流出量を抑制することが可能な排水処理装置を提供する。
【解決手段】 微生物を用いて排水処理を行う分解槽5を、仕切板7a、7bにより分割し、分割されたそれぞれの区画に、曝気用散気管6a〜6dを設置し、処理水の流出口9に近い方の散気管を、処理水の流入口に近い方の散気管よりも高い位置に設置して、散気管から放出されるエアによる攪拌の効果を向上させる。また、微生物の活性を向上するための光源として分解槽5の上部に蛍光灯10を設置し、浮遊する油脂類が分解されないうちに分解槽5の外部に流出しないように、処理水の流出口9を、分解槽5の底部近傍に設ける。 (もっと読む)


【課題】 一般的な家屋の外構内に設置可能な程度に小型で、ランニングコストが低い排水の処理装置、及びその運転方法を提供すること
【解決手段】
分離マス3の底部に多孔質材料からなる噴気盤7を設置し、噴気盤7から気泡を放出した状態で、1日1回以上の頻度で厨房の流しから複合微生物培養液を供給する。噴気盤7の外径を、分離マス3底部の内径の70%以上、噴気盤7の空孔径を25〜50μm、噴気盤7から放出される気泡の大きさを1〜5mm、気泡の量を25〜35L/分に調整することで、分離マス3の内部が十分に攪拌され、複合微生物による油脂や有機物の分解作用が最適化され、排水が浄化される。 (もっと読む)


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