説明

株式会社 クゼーにより出願された特許

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【課題】感温物質19を充填した感温ケース18内に挿入されたスプールにさらにロッド21を挿入し、冷却水の温度の上昇に伴って感温物質19が膨張し、スプール20がロッド21を絞出すときにこのロッド21がアーム32から受ける反力を感温ケース18に取付け板14を介して取付けられている弁体13に伝達し、これによってこの弁体13を弁座12から離間させるようにした感温式弁装置において、必要に応じて初期のストロークを吸収する。
【解決手段】ロッド21の先端部とリング状フレーム10のアーム32との間に第2のばね30を介装し、このばね30の弾性復元力を小さな値に設定することによって、ロッド21の先端部とアーム32に取付けられているキャップ状ばね受け31との間のギャップをつめるように移動する初期のストロークを第2のばね30の弾性変形によって吸収し、これによって初期ストローク時における開弁動作を遅らせるようにする。 (もっと読む)


【課題】被熱交換流体が流れる流路内における乱流形成部材の配置状態が改良された熱交換器を提供する。
【解決手段】本発明の熱交換器1は、被熱交換流体が流れる内部流路31と、互いに連結されて整列した状態で内部流路31の内部に配置された複数の球体41と、を備える。本発明によると、内部流路31内を流れる被熱交換流体の熱は、内部流路31を形成する内管12の表面から外部に放出される。内部流路31に複数の乱流形成部材が配置されているため内部流路31に乱流が形成される。その結果、流路を流れる被熱交換流体と、流路の外部との間での熱交換効率を向上させることができる。また、複数の球体41は互いに連結されて整列した状態で内部流路31に配置されているため、内部流路31を流れる被熱交換流体の圧損が少ない。 (もっと読む)


【課題】被冷却部から高温冷却水導入通路を介して混合通路に導入される冷却水の温度変化に熱膨張体を速やかに追従させることができるサーモスタット装置を提供すること。
【解決手段】サーモスタット装置6の周辺の冷却水通路を構成する配管であるラジエータ流路5やバイパス流路7の制約により、バイパス導入管部16がハウジング11の延在方向中心軸Oに対して傾いて設けられる構造のハウジング11を有する場合には、バイパス導入管部16の延在方向に対してサーモエレメント20の延在方向が直交に近い角度になるように、サーモエレメント20をハウジング11の延在方向中心軸Oに対して傾けて配置する。 (もっと読む)


【課題】構造を簡素化して軽量、かつ低コストなサーモスタット装置を提供すること。
【解決手段】冷却水の温度変化により膨張・収縮するワックス26を内蔵するケース27と、ワックス26の体積変化に伴いケース27に対して摺動するとともに、突出端部が保持部25cに保持されたピストンロッド28およびケース27の外周部に設けられた弁体30を有するサーモエレメント24と、サーモエレメント24のケース27を取り囲むようにして設けられ、弁体30がラジエータ導入通路12a、18aを閉塞するようにケース27を介して弁体30を付勢する付勢部材とを設け、付勢部材を、弁体30を閉弁方向に付勢するように軸線方向に伸縮自在な竹の子バネ33から構成し、竹の子バネ33の内部の空間をバイパス導入通路16に対向させる。 (もっと読む)


【課題】温度変化に対する開口量、リフトの特性を目的に応じて変更でき、低温時の初期ストロークを吸収し開弁温度を高温側に変更でき、且つ全開状態で弁体のオーバストロークを吸収できる感温式弁装置の提供。
【解決手段】ロッド21の先端部とリング状フレーム10のアーム32との間に第2のばね30を介装し、このばね30の弾性復元力を小さな値に設定することによって、ロッド21の先端部とアーム32に取付けられているキャップ状ばね受け31との間のギャップをつめるように移動する初期のストロークを第2のばね30の弾性変形によって吸収し、初期ストローク時における開弁動作を遅らせるようにする。また第2のばね30の弾性復元力を大きな値に設定し、これによって第1の弁体13が弁座12から完全に離間して大きく開弁動作が行なわれた後に、さらに温度上昇があった場合に、その温度上昇を、第2のばね30の弾性変形によって受けるようにした。 (もっと読む)


【課題】流体の流動方向と弁体の移動方向とが同一であって、流体の流れに乱れを生ずることがなく、流動抵抗が小さく、コンパクトに組立てることが可能な電磁弁を提供する。
【解決手段】円筒状に巻装されるソレノイドコイル12の内周側の円筒状コア10の下端側の部分をバルブシート31とし、このバルブシート31と対向するようにかつ円筒状コア10の軸線方向に移動自在な弁体30を配し、この弁体30をアーム26上の案内用支持体28によって摺動可能に支持し、ソレノイドコイル12の励磁および非励磁によって、弁体30の移動を制御するようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】外部の温度に応じて出力ストロークを生ずる感温式アクチュエータであって、設定温度までは温度に応じたストロークを発生させるとともに、設定温度を超えて雰囲気温度あるいは外部の温度が上昇した場合に、出力ストロークが変化しないで一定の設定ストロークに維持されるようにした感温式アクチュエータを提供する。
【解決手段】感温ワックス11を充填した感温ケース10内に挿入されるスプール12に先端部が挿入された第1のロッド15と外筐10内に摺動可能に配され、出力ストロークを生ずる第2のロッド28との間に、固い圧縮コイルばね40を配し、設定温度までは上記圧縮コイルばね40が剛体として作動し、第1のロッド15のストロークを第2のロッド28に直接的に伝達するとともに、第2のロッド28が出力ストロークを生じて上端のばね受け31に当接した後は、第1のロッド15の出力ストロークを圧縮コイルばね40の変形で受けるようにし、出力ストロークが設定ストロークのままに維持されるようにする。 (もっと読む)


【課題】
サーモスタット弁の弁体を付勢するばねの反力が、インレットハウジングとシリンダヘッドとの接合部のシール圧を低下させる方向に働くことがなく、しかもサーモスタット弁のインレットハウジングに対する取付けが極めて簡単に行なえるようにした冷却水の切換え装置を提供する。
【解決手段】
サーモスタット弁20の弁体21を付勢するばね24をフレーム23によって受けるようにし、しかもこのフレーム23にはその外周側に一体の取付けアーム50を連設するとともに、取付けアーム50の先端側の被係合爪51をインレットハウジング10の開口部14の内周側の延出部28のアンダーカットの係合部29に係合させてサーモスタット弁20をインレットハウジング10に取付けるようにする。
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【課題】
流体圧によって行なわれる開弁動作と、流体の温度によって行なわれる開弁動作を複合するようにした弁装置において、とくに流体の温度に応じて行なわれる開弁動作の際における流体の流量の制御を可能にする。
【解決手段】
ケーシング10内に配されたキャップ13を接続筒11の取付け座12に対して取付け用ばね15によって押付け、キャップ13に取付け用ばね15に抗する水圧が加わった場合に、キャップ13が一方向弁として開弁動作を行なうようにし、さらに上記キャップ13の下側に連設されたアーム20から成るフレーム内に配されている感温弁が水温を検出し、これによって弁体26がキャップ13のフランジ14の下面から離間し、これによって開弁動作が行なわれるようにし、しかもこのときの流量の制御を、リング39のテーパロッド40のリフトに応じて、キャップ13の絞り孔16の隙間の量を変化させて制御する。
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【課題】
水圧による開弁動作と、温度による開弁動作とを、複合して行なうことが可能な弁装置を提供する。
【解決手段】
ケーシング10の取付け座12の部分に、取付け用ばね14によって絞り孔18を有するキャップ13を取付けるようにし、しかもこのキャップ13の下部にばね23を介して感温弁を取付ける。そして上記キャップ13に水圧が印加されると、取付け用ばね14に抗してキャップ13が取付け座12から離間して第1の開弁動作が行なわれ、これに対してケーシング10内を通過する流体の温度が上昇した場合には、感温弁のロッド31が押出され、キャップ13の下面に当接して弁体24が弁座25から離間し、これによって第2の開弁動作が行なわれるようにする。
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