説明

ヘレウス クワルツグラス ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲーにより出願された特許

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本発明はチタンおよび/またはフッ素でドーピングされた、均一性が極めて高いことを特徴とする高純度の石英ガラスからなる波長が15nm以下の放射線を透過させるための光学部品用石英ガラスブランクに関する。均一性は下記の指標に関するものである。a)(5μm)の容積要素で平均されたTiO分布の局所分散が石英ガラスブランク中のTiO含有量の平均値に対して0.05%TiO未満であることによるミクロ不均一性、b)主要機能方向での熱膨張率△αが5ppb/Kである絶対的最大不均一性、c)最大0.4ppb/(K・cm)である石英ガラスの有効面での熱膨張率の径方向分散、d)最大2nm/cmである633nmでの主要機能方向における特別の特性曲線を有する応力複屈折(SDB)、e)(b)に基づき平均された光学面上の△αの特別の特性曲線。この石英ガラスブランクは、珪素含有およびチタン含有および/またはフッ素含有化合物の火炎堆積法によって得られるドーピングされた石英ガラスを複数の変形加工段階によって大容積の棒状の原材料として均質の石英ガラスブランクに加工し、均一化する工程によってのみ得られる。
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SiO含有粒によりUV放射源のための石英ガラス要素をつくる既知の方法から出発して、高耐放射線特性により特徴付けられる石英ガラス要素を得る廉価な方法として本発明が提案していることは、合成的に製造した石英ガラスを溶融してSiH基の数よりも大きい数の水酸基を含む石英ガラスから成るプリプロダクトをつくることと、そのSiH基を除去するためそのプリプロダクトを少なくとも850℃の温度でアニール処理し、それにより石英ガラス要素を得ることである。本発明の石英ガラス要素において石英ガラスは合成的につくった水晶を溶融して得ており、それのSiH基の含有量は5×1017分子/cmより少ない。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、レーザー活性石英ガラスから作成されるコンポーネントのための任意の形状および大きさの素材の、経済的な生産方法に関する。
【解決手段】方法は次の工程を含む:
a)少なくとも40重量%の固形分を有し、SiOナノパウダーおよびドーパントを含み、液体中に希土類金属および遷移金属の陽イオンを含む、分散物を供給する工程、
b)35重量%未満の含水量および少なくとも0.95g/cmの密度を有する球状多孔性粒状粒子であるドープされたSiO粒状体が形成されるまで、水分を除去しながら分散物を運動させることによる造粒工程、
c)SiO粒状体を少なくとも温度1000℃に加熱することにより乾燥させ精製して、10ppm未満のOH含量を有するドープされた多孔性SiO小粒を形成する工程、および
d)ドープされたSiO小粒を還元雰囲気中で焼結または溶融させて、ドープされた石英ガラスの素材を得る工程。 (もっと読む)


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