説明

アントロジェン カンパニー リミテッドにより出願された特許

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【課題】高い細胞取り込み率と高い細胞生存率を有する細胞移植方法、及び、哺乳類(例えば、ヒト)心筋組織に移植するための細胞を生産する方法を提供する。
【解決手段】(a)不死化しない骨髄幹細胞を供給するステップと、(b)前記細胞を心筋芽細胞に分化させるように誘導する条件下で前記骨髄幹細胞を培養するステップと、(c)ステップ(b)の細胞の分化状態をモニタリングするステップと、(d)前記細胞の約10%〜100%が心筋芽細胞の時、ステップ(b)の細胞を採収するステップを含む、哺乳類心筋組織に移植するための細胞の生産方法。 (もっと読む)


本発明は細胞移植のための細胞の生産方法及びこのように生産された細胞を用いて障害を治療する方法を特徴とする。
本発明の方法は段階(a)不死化されていない骨髄幹細胞を供給する;(b)前記骨髄幹細胞を、心筋芽細胞に分化させるように誘導する条件下で、IGF−1を含有する培養液中で培養する;(c)段階(b)の細胞の分化状態をモニタリングする;及び(d)前記細胞の約50%以上が心筋芽細胞であるとき、段階(b)の細胞を採取する;を含有してなる。この方法によれば、心筋細胞系の特徴を多く有する、哺乳動物の心臓組織に移植するための細胞を高収率で生産することがでる。このように生産された細胞は、不完全な心臓機能による障害を治療するために使用することができる。
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本発明は、哺乳動物の心筋組織に移植するための細胞を調製する方法を特徴とする。
その方法は、(a)不死化されていない骨髄幹細胞を供給する、(b)骨髄幹細胞の特質を維持する条件下で2回継体培養する、(c)骨髄幹細胞を心筋特異的培地で培養し心筋芽細胞に分化させる、及び(d)骨髄幹細胞の約80〜90%が心筋芽細胞に分化されたときに、工程(C)の細胞を採取する工程を含有する。
この方法によって誘導された心筋芽細胞は、5−アザシチジンのような脱メチル化試薬を用いて得られたものよりも臨床的により適切に適用できる。従って、心臓機能不良を伴う疾患であると診断された哺乳動物(例えばヒト)の治療に、高い細胞の取り込み及び細胞の生存率を有する、心筋細胞に誘導された哺乳動物の骨髄幹細胞が提供される。 (もっと読む)


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