説明

ステム セル セラピューティクス インコーポレイテッドにより出願された特許

1 - 2 / 2


【課題】神経幹細胞の数を増加させる方法および医薬の提供。
【解決手段】ポリペプチドホルモンであるプロラクチンを用いることによって、神経幹細胞の数または神経新生を増加させる方法および医薬。この方法は、インサイチュでより多くの神経幹細胞を得るためにインビボで実行され得、欠損または機能不全の神経細胞を補償するためにより多くのニューロンまたはグリア細胞を、順次産生し得る。この方法はまた、培養において多くの神経幹細胞を産生するためにインビトロで実施され得る。この培養された幹細胞は、例えば、神経変性疾患または神経変性状態に罹患した患者または動物の移植処置のために使用され得る。また、プロラクチンを含有する医薬を投与することによっても神経幹細胞の数を増加させ得る。該神経変性疾患としては、特にアルツハイマー病、多発性硬化症、ハンティングトン病、筋萎縮性側索硬化症、およびパーキンソン病である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、インビトロまたはインビボにて、神経系細胞(ニューロンまたはグリア細胞を含む)を選択的に産生する方法を提供する。また、神経系細胞を産生することによって神経変性疾患または病状を処置または緩和させる方法を提供する。
【解決手段】神経前駆細胞またはグリア前駆細胞を産生するために、種々の因子の組み合わせを、2つの工程:神経幹細胞の数を増加させる工程、およびニューロンまたはグリア細胞に選択的になるように神経幹細胞を指示する工程を達成するために用いる。また、神経変性疾患または病状を処置または緩和するために、(a)神経幹細胞の数を増加させ得る該因子を哺乳動物に投与し;および(b)限定された系統の細胞の産生を促進する条件下に、この哺乳動物を供し;これによって限定された系統の細胞の産生を促進させる。 (もっと読む)


1 - 2 / 2