説明

株式会社レオックスにより出願された特許

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【課題】刃体が枢軸に対し傾いて開くことによる切れ味の低下を防ぐことができる理髪用鋏の枢軸部の構造を提供する。
【解決手段】段付ボルト状をなす枢軸3の断面略椀形状をなす頭部3bが動刃となる刃体1の座繰り孔6に装着され、矩形部3cが静刃となる刃体2の矩形孔7に嵌合して刃体2と廻り止めされる。刃体2から突出する枢軸3のネジ部3aに樹脂製の弾性体11を挿入し、その外側にワッシャー12を嵌挿する。弾性体11は常態において、ワッシャー12より突出し、ナット5を弾性体11がワッシャー12と面一になるまで捩じ込むと、弾性体11が押し潰され、刃体2、枢軸3などに圧着してこれらを一体化する。これにより鋏の開閉操作中、刃体2が刃先1より開いて切れ味が損なわれることがないようにする。 (もっと読む)


【課題】切れ味に優れた理髪用鋏の枢着部の構造を提供する。
【解決手段】静刃となる刃体1に矩形孔3と、その上部に座繰り孔21のエッジをテーパ状に面取りした面取り部25をその軸心o´が矩形孔3の軸心oに対し、刃先と反対側に角度θ傾斜させて形成する。動刃となる刃体4に回転可能に軸支される枢軸15は、矩形部8を有し、該矩形部8が上記矩形孔3に嵌合することにより、刃体1が枢軸15に対し廻り止めされる。ダイヤル状のナット12には、逆台形部18とネジ19が設けられ、ネジ19を矩形部8に捩じ込むと、逆台形部18のテーパがテーパ状の面取り部25に係合し、これにより枢軸15を傾斜させて両刃体1及び4の刃先を互いに押し付ける。 (もっと読む)


【課題】刃先と刃が共に互いに密着するように作用する触点を備え、しかも触点の突出量を調整して常に良好な切れ味を確保することができる理髪用鋏を提供する。
【解決手段】静刃となる一方の刃体3の枢軸5と指環部1との間の基部内面に突起となる二つの調節ネジ11及び12を峯側と刃側に外側より捩込んでR状をなす先端を基部内面より突設し、頭髪を切断するため鋏を開いた状態では峯側の調節ネジ11のみが他方の刃体4の基部内面に当接し、両刃体3、4の刃先及び刃を密着させる。刃先が若干開いた状態では、二つの突起11、12が刃体4の基部内面に当接し、刃体3、4が二つの突起11、12と刃先の三点で支持される。 (もっと読む)


【課題】手首を傷めたり、腱鞘炎を来たすことなく静刃の保持をしっかりと確実に行うことができる理髪用鋏を提供する。
【解決手段】指環部1と該指環部1より突出する小指掛け8を備えた静刃となる第1の刃体3と、指環部2を備えた動刃となる第2の刃体4を基部に形成した平坦部5、6において枢軸7により回動自在に軸着した理髪用鋏において、第1の刃体3の平坦部5と指環部1の間の峯に中指を掛ける円弧状の中指掛け11を取付ける。 (もっと読む)


【課題】指環部を備えた刃体を枢軸により回動自在に軸着した理髪用鋏において、頭髪等の切断時に指先操作で一方の刃体を拗らせなくても両刃体の刃が浮き上がることがなく、切れ味を良好にする。
【解決手段】座金11は一側に枢軸7が嵌挿される軸孔12を有すると共に、他側に調節ネジ17が捩じ込まれるネジ孔13を有し、また軸孔12の両側には突部14が屈曲形成されている。刃体3及び4を軸着する枢軸7には軸孔12により座金11が通され、ついで緊締ナット16が捩じ込まれ、ネジ孔13に捩込まれた調節ネジ17が刃体4に形成される凹部18に嵌合係止して座金11の回り止めを行う。両突部14が枢軸7の両側で刃体4を押さえ、刃体4の浮き上がりを阻止する。 (もっと読む)


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