説明

ナノ パス テクノロジーズ リミテッドにより出願された特許

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皮膚表面を通じて物質を移送するための微細構造体であって、該微細構造体は、第1面と第2面を備える基板と、前記基板の前記第2面から突出する複数の微小構造部からなる。前記微小構造部は、少なくとも1つの中空部を備える。中空部は、前記基板の前記第1面から流体が流入しないように形成される。前記微小構造部が皮膚表面を貫き、侵入したとき、前記物質の少なくとも一部が、前記中空部内で、前記皮膚表面に移送される
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流体を可撓性の生体障壁内へ供給するためのシステム及び方法は、マイクロニードル構造を用いる。このマイクロニードル構造において、生体障壁(14)内へ挿入された最終位置のマイクロニードル(12)は、従来の下方に突出する構造と異なり、一般的に供給用構造の側方から突出している。マイクロニードル(12)は、開放表面(16)から突出している。開放表面(16)は、供給用構造の初期の生体障壁接触領域(18、26)とは異なる表面である。開放表面(16)は、生体障壁から上方に向かう角度で配される。挿入の間、接触表面(18、26)は生体障壁(14)と接せられ、可撓性の生体障壁の表面に対して平行に移動される。これにより、障壁の伸長部分(22)と非伸長部分(24)の間に境界部(20)が生み出される。通常この動作と同時に、マイクロニードル(12)が可撓性の生体障壁内へ貫通し、この動作の終了時には、境界領域(20)から非伸長部分(24)に向かう方向に、マイクロニードルが可撓性障壁内へ延出する。その後、流体は中空のマイクロニードルの穴部を介して非伸長部分へ注入される。
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光反応性樹脂の第1層を作業面上に配置する段階と、前記第1層に対して選択的に光を放射し、前記第1層が少なくとも1つの放射領域と少なくとも1つの非放射領域を備える段階を備える方法である。該方法は、前記第1層を展開し、前記少なくとも1つの照射領域と前記少なくとも1つの非照射領域のうち1つを取り除き、少なくとも1つの残存領域の少なくとも一部分が、少なくとも部分的にマイクロニードル構造の少なくとも一部分の形態を定義する段階を備える。複数のマイクロニードルを備えるマイクロニードル構造であって、前記マイクロニードルのそれぞれが少なくとも部分的に光反応性樹脂から形成されることを特徴とするマイクロニードル構造も提供される。 (もっと読む)


生体障壁の表面を通じて流体を輸送するためのマイクロニードル装置であって、流体輸送機構と、隣接部材と、変位装置を備える装置である。流体輸送機構は、略平坦な面を備える基台と、該基台の平坦な面から突出する複数のマイクロニードルからなる。隣接部材は、前記生体障壁に隣接する少なくとも1つの隣接面を備える。変位装置は、前記マイクロニードルの摺動方向において、前記生体障壁の面と前記流体輸送機構の間で相対的な横方向の摺動動作を生じさせる。マイクロニードルは、該マイクロニードルのうち前端に存するマイクロニードルが他のマイクロニードルが存在しない有効領域を設けるように配される。前記有効領域が、前記マイクロニードルを摺動方向と反対側に定義されるとともに前記ベース領域幅で前記高さだけ延出した前記基台上の領域として定義される。
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