説明

トポターゲット ユーケー リミテッドにより出願された特許

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本発明は、ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤(HDACi)耐性細胞に対して選択的に細胞傷害性である薬剤を同定する及び/又は得る方法に関する。該方法は、a)HDACi耐性細胞とHDACi感受性細胞を試験薬剤と共にインキュベーションするステップ、b)前記HDACi耐性細胞に対する試験薬剤の細胞傷害性と前記HDACi感受性細胞に対する試験薬剤の細胞傷害性を測定するステップを含み、前記HDACi耐性細胞に対する試験薬剤の細胞傷害性が前記HDACi感受性細胞のそれと比べて増加している場合、その試験薬剤はHDACi耐性細胞に対して選択的細胞傷害剤であることを示すとするものである。本細胞は、PXD101等のヒストン脱アセチル化酵素阻害剤(HDACi)に耐性のある細胞がいくつかの抗癌剤に対して過敏になるという認識に基づく。 (もっと読む)


本発明は、式:
【化1】


[式中、
Jは結合官能基であって、独立して:
-O-C(=O)-または-C(=O)-O-又は-C(=O)-であり;
Cyはシクリル基であって、独立して:
C3-20カルボシクリル、C3-20ヘテロシクリル又はC5-20アリールであり;
そして任意に置換され;
Q1はシクリルリーダー基であって、独立して、4〜7個の環原子を有する飽和単環式炭化水素の環炭素原子から2個の水素原子を除去することにより、又は、1個の窒素環原子若しくは1個の酸素環原子を含む、4〜7個の環原子を有する飽和単環式複素環式化合物の環炭素原子から2個の水素原子を除去することにより、得られる二価の二座配位基であり;そして任意に置換され;
Q2は、酸リーダー基であって、独立して:
C1-8アルキレンであり;
そして任意に置換される;か、
又は、
Q2は、酸リーダー基であって、独立して:
C5-20アリーレン;
C5-20アリーレン-C1-7アルキレン;
C1-7アルキレン-C5-20アリーレン;もしくは
C1-7アルキレン-C5-20アリーレン-C1-7アルキレンであり;
そして任意に置換される。]
で表されるHDAC(ヒストンデアセチラーゼ)活性を阻害する特定のカルバミン酸化合物、並びにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、アミド、エステル、エーテル、化学的に保護された形態及びプロドラッグに関する。また、本発明はそのような化合物を含む医薬組成物、並びに、in vitro及びin vivoの双方において、HDACを阻害するための、及びHDACに媒介される症状、癌、増殖症状、乾癬等の治療における、上記化合物及び組成物の使用に関する。
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