説明

アンテイジエン・エクスプレス・インコーポレーテツドにより出願された特許

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本発明は、抗原提示経路を変える目的のための、細胞におけるIi発現の抑制を伴う組成物および方法に対向される。より具体的には、正常な環境下では、MHCクラスII分子と会合して提示されないであろう抗原エピトープのMHCクラスII分子提示に関する組成物および方法が開示される。本発明は、正常にMHCクラスII分子を発現する細胞、ならびにMHCクラスII分子を発現するように誘導することができる細胞における提示に関する。IiのRNA干渉に関する実施態様が具体的に開示される。
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3要素を包含する抗原提示を高めるハイブリッドポリペプチドが開示される。第一の要素は、哺乳動物のIi−KeyペプチドLRMKLPKPPKPVSKMR(配列番号1)の4〜16残基より本質的になるN末端要素および抗原提示を高める活性を保持するそのN末端以外の欠失改変である。第二の要素は上述されたN末端要素を下述されるMHCクラスIIに提示されるエピトープに共有結合する化学構造である。該化学構造は、直鎖状の様式で配置される場合に同様に直鎖状の様式で配置される20アミノ酸の長さまで伸長するフレキシブルな鎖を形成する共有結合された原子群であり、該化学構造は:i)免疫学的に中性の化学構造、ii)MHCクラスIエピトープ若しくはその一部分、および/またはiii)抗体に認識される決定子若しくはその一部分より成る群から選択される。最後に、高める抗原提示を高めるハイブリッドポリペプチドは、MHCクラスII分子の抗原ペプチド結合部位に結合するポリペプチド若しくはペプチド模倣構造の形態の抗原性エピトープを含んでなるC末端要素を包含する。MHCクラスIIに提示されるエピトープを含有する目的のタンパク質若しくは目的のポリペプチドをコードする第一の発現可能な配列を含んでなる核酸分子もまた開示される。加えて、該核酸分子は抗原提示を高めるハイブリッドポリペプチドをコードする第二の発現可能な核酸配列を含んでなる。抗原提示を高めるハイブリッドポリペプチドは以下の要素、すなわちi)哺乳動物のIi−KeyペプチドLRMKLPKPPKPVSKMR(配列番号1)の4〜16残基から本質的になるN末端要素および抗原提示を高める活性を保持するそのN末端以外の欠失改変;ii)MHCクラスII分子の抗原性ペプチド結合部位に結合するポリペプチド若しくはペプチド模倣構造の形態のMHCクラスIIに提示されるエピトープを含んでなるC末端要素(該MHCクラスIIに提示されるエピトープは段階a)の目的のタンパク質中に含有される);ならびにiii)ハイブリッドのN末端およびC末端要素を結合する介在ペプチジル構造(該ペプチジル構造は約20アミノ酸若しくはそれ未満の長さを有する)を包含する。 (もっと読む)


本発明は抗原提示経路を改変する目的で、細胞のIi発現の阻害が関与する組成物および方法を対象とする。より詳細には開示するのは、正常な状況下ではMHCクラスII分子と結合して提示されない抗原性エピトープのMHCクラスII分子提示に関係する組成物および方法である。本発明は通常はMHCクラスII分子を発現する細胞、ならびにMHCクラスII分子を発現するように誘導できる細胞における提示に関する。
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