説明

ロックゲート株式会社により出願された特許

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【課題】 探針の交換をせずに、探針の磁化の向きを変更することができる回転走査型スピン偏極トンネル顕微分光システムの提供。
【解決手段】 回転走査型スピン偏極トンネル顕微分光システムは、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸により規定される三次元空間のZ軸方向に配向された探針34とXYZ粗動調整装置31と、探針34と試料37との間に電圧を印加するバイアス電圧印加装置25と、探針34と試料37との間に流れるトンネル電流を測定する電流測定装置24と、探針34または試料37を相対的にZ軸の回りに回転させる回転ローター32と、制御装置2を備え、ローター32の回転によって探針34の磁化の向きを変化させる。 (もっと読む)


【課題】 小型で、磁極間に設置が可能で、低温環境においても試料を移動または振動させることが可能な振動機構を有した磁力計を提供する。
【解決手段】 磁力計1において、ピエゾポジショナー5、試料13、試料棒15、検出コイル17、19等は、冷却容器3内部に配置されている。ピエゾポジショナー5は圧電素子を備えており、コントローラ7により所定の電気信号を印加され試料棒15を介して試料13を所定の方向に向ける。また、所定の鋸波を印加されて所定の振動を試料13に与える。検出コイル17、19は、コイル軸部の空間を試料13が往復振動することで生ずる磁束密度の変化を、電気信号として検出する。測定装置25は、検出コイル17、19が検出した電気信号に所定の較正を行って試料13の磁化を算出する。磁力計1によれば外部温度、外部磁場が変化しても磁気測定が可能である。 (もっと読む)


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