説明

有限会社ヤマシタシステム造作により出願された特許

1 - 3 / 3


【課題】施工時間が短く、低コストで耐震性能の高い耐震補強を得ることができる既存家屋の耐震補強工法及び耐震補強構造を提供することを目的とする。
【解決手段】既存木造家屋の土台と基礎コンクリート中に方向の異なる斜め方向及び垂直方向に伸びる穿孔を形成し、前記穿孔に両端に雄ねじ部を有する基礎コンクリート定着部材を挿入し、その一端を基礎コンクリート中定着部とし、他端を露出させ、柱により支持される梁等の横架材中に方向の異なる斜め方向及び垂直方向に伸びる穿孔を形成し、前記穿孔に両端に雄ねじ部を有する横架材定着部材を挿入し、その一端を横架材上定着部とし、他端を露出させ、前記基礎コンクリート及び横架材定着部材の雄ねじ部に、高強度線材を連結したアイナットを螺着し、前記基礎コンクリート定着部及び横架材上定着部を介して前記高強度線材に張力を付与し、斜めに交差する高強度線材と垂直な高強度線材を基礎コンクリートうえの土台と横架材との間に配置することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で曲げ応力に対する強度及びせん断応力に対する強度を向上する補強集成材を提供することを目的とする。
【解決手段】補強集成材において、2層以上の板状木製部材を積層し、前記板状木製部材の積層面に棒状補強鋼材を収容する断面半円形状の溝をその位置が合致するようにそれぞれ形成し、前記板状木製部材の板長さ方向に一定間隔毎に板厚方向に貫通するせん断補強ボルト挿入孔を形成し、前記板状木製部材の溝内に収容される表面に複数の突起を形成した棒状補強鋼材の突起を含む外径を積層して形成される断面円形状の溝の内径より大きくし、前記せん断補強ボルト挿入孔にせん断補強ボルトを挿入して締め付け棒状補強鋼材の複数の突起を前記積層した板状木製部材に食い込むように固定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】単位長さのスギ集成材を接合した木製アーチ梁の強度を上げ、これを主骨格とする木製ハウスの強度を確保し、安価、長寿命、大型化を図る。
【解決手段】予め曲げ加工した単位長さの弓形スギ集成材を接合金具で繋いだアーチ状梁2に取着ワイヤー3で引張力を加えて強度を上げたR梁の両端を、アースアンカー4に固定して並列に架設し、隣接R梁2間に筋交いワイヤーを張着し、最外側のR梁2の頂部から支えワイヤーを、長手方向外側のアースアンカーに張着して、スギ材とワイヤーの構造体を構成し、該構造体のR梁に母屋材を横架し、妻面に間柱とぬきで粗い木格子を形成し、該母屋の略全面に、および出入口を除く妻面の木格子に夫々透光性フッ素系樹脂膜6を展着し、そして、一方の妻に出入口とゲートを形成してなる農業用木製ハウス。 (もっと読む)


1 - 3 / 3