説明

エアバス・オペレーションズ・ゲーエムベーハーにより出願された特許

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【課題】乗り物の内部断熱用断熱構造を提供する。
【解決手段】乗り物外部から内部への火炎の侵入をできるだけ阻止し、断熱パッケージのフィルムによる断熱により、外面近傍の個別の内部領域の防火安全性を向上させるよう、断熱構造が改良される。断熱構造は、断熱心材(1)が埋め込まれている断熱パッケージ(3)と、フィルム(11)とから構成される。断熱パッケージ(3)は、内部パネルと外面を包囲する中間領域内に位置し、フィルム(11)によって完全に被覆される。フィルム(11)は、耐バーンスルーフィルム材からなり、大火災時にフィルムがさらされる表面領域において、火炎に対する障壁となる。 (もっと読む)


【課題】乗り物の内部断熱用断熱構造を提供する。
【解決手段】断熱構造は、乗り物外部からの火炎の侵入から内部を保護し、乗客の脱出を容易とする。断熱パッケージの改良により、外面近傍の個別の内部領域の防火安全性が向上する。断熱構造は、断熱材からなる断熱パッケージと、内板と外面とを含む内部領域に施されるフィルムとから構成される。断熱パッケージは、耐バーンスルー断熱材である第一断熱部により均一に形成され、また異なる断熱領域、すなわち耐バーンスルー断熱材である第一断熱部とバーンスルー断熱材である第二断熱部とから形成される。上記断熱領域は、最終断熱領域まで列状に交互に積層される。あるいは断熱パッケージは、バーンスルー断熱材(引火性、可燃性)である第二断熱部および第二断熱部と一体化される複数の耐バーンスルーバリア層により均一に形成される。 (もっと読む)


本発明は、飛行機のような乗り物の内装やライニングのために、複数のハニカムパネル(22)を並べて配した配列に関する。各ハニカムパネル(22)は、2つ以上の繊維強化されたプラスチックのカバー層(44)を有し、積層ハニカムコア(46)を少なくとも形成するものの上部や下部にそれぞれ貼り付けられる。この積層体は、航空機の外板に対して平行に延びるように外板の湾曲に沿って配置される。用いるハニカム構成体は、紙もしくはアラミドハニカムコア、または2種のハニカムコアを組み合わせたものからなる。また、別の方法として、さらに繊維強化プラスチック絶縁層を、ハニカム構成体の上下を支持するカバー層(44)のそれぞれの外表面に貼り付ける。さらに、このハニカムパネルの層設計では、使用するハニカムパネルにさらに重ねて、これに貼り付けられる追加のハニカムコアを備えてもよい。 (もっと読む)


【課題】航空機環境の外部から断熱材パッケージに作用する火災に対して航空機の客室領域を保護し、その結果明白に機体から乗客の避難をしやすくすること。
【解決手段】断熱材パッケージ配置は、数個の細長い胴体断熱材パッケージ(19−22)を含む。これらのパッケージは、航空機の縦軸(9)の方向で航空機胴体構造と隣接する。これらは、航空機胴体に取り付けられた側桁の支持表面(31a)と長手に隣接するか、外部外板パネルの内部区域(33a)と長手に隣接し、リブ(32)の両縦側に縦に取り付けられる。断熱材パッケージ(19−22)は、内部パネルと外側外板のパネルで囲まれた空間に配置された耐焼溶性の箔(11)で完全に包まれる。胴体断熱材パッケージ内に単独でまたは組み合わせで配置された、より大きい横断面の耐焼溶性断熱材および、またはより小さい横断面の耐焼溶性防壁層が実装される。 (もっと読む)


長手方向連結継ぎ目を形成するために、長手方向に延在する大型の構成要素を形成し開いた面を有する中空空間を確定するジャケット胴体のシェル形状長手方向セグメントを連結する取り付け装置は、中空空間の内でジャケット胴体の長手方向に案内されて移動できる内側工具、外で長手方向に案内されて移動できる外側工具を有する工具対を少なくとも一つ有し、工具は胴体の長手方向を横断する方向に対となってともに作用し、ジャケット胴体の中空空間内で長手方向に延在し内側工具を案内して移動させる内側ガイドキャリアによって形成され、ジャケット胴体の外側で長手方向に延在し外側工具を案内して移動させる外側ガイドキャリアを有するキャリア対を具備する。各ガイドキャリアは、胴体長手方向を横断して延びる少なくとも2つの独立した空間方向に移動可能に保持され固定でき、工具は対となってジャケット胴体の長手方向円周部で異なる位置を選択的にとる。 (もっと読む)


センサ加工部品を本体部品にしっかりと接合するための真空センサ応用装置及び方法において、(a)まず架橋転写接触接着剤による接着剤層が、センサ加工部品のセンサ接触表面に積層され、(b)その後、既知の照射方法を用いて、転写接触接着剤を透過する光ビームにより、複数のギャラリーの幾何学パターンが薄層状に配されるようにセンサ接触表面に転写され、次いで、センサ加工品内に導入される。本過程において該パターンが接着剤層の構造と合致するように除去されてセンサ加工部品に導入される。(c)続いて、接着剤が積層されかつパターン化されたセンサ接触表面が、本体部品表面の規定領域に配置され、(d)その後、2つの接合部分に機械的圧力が加えられ、接着剤が積層されかつパターン化されたセンサ接触表面及び本体部品表面領域(3)が互いに押し付けられる。 (もっと読む)


航空機における高揚力システム内の過負荷制限に係り、このシステムはランディングフラップシステム、スラットフラップシステムと各駆動ユニットのセグメント(3,4,5,6)を具備している。本発明の過負荷制限装置は制御ユニット(23)を具備し、その制御ユニットは位置センサ(15,16,17)に接続され、その位置センサからの信号を処理し、かつ供給された駆動電力を制限する信号を生成するよう具体化されている。それにより、少なくとも2つの位置センサからの信号が測定され、少なくとも1つの参照変数が当該信号から算出され、各参照変数は対応する最大特定負荷からあらかじめ決められた閾値と比較され、参照変数の少なくとも1つが当該閾値に達した、もしくは超えた時に、上記駆動電力を制限する制御信号が生成される。 (もっと読む)


ラミネートの結合構造体は、複数の金属層と、これら金属層によって挟持されている少なくとも1つの接着層とを有している。これら金属層の各々は、1対の重なりエッジを備えた複数の異なる金属層部分を有している。これら1対のエッジは、互いにオフセットされ、一緒になって結合領域を規定している。このラミネートは、標準構造のセクションと、更なる内側の補強用の金属層を含んだセクションとを有している。この補強用の金属層は、1対の重なりエッジを備えた補強用の2つの金属層部分を有している。これら1対のエッジは、結合領域の外側に配置されている。
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