説明

三重可鍛工業株式会社により出願された特許

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【課題】製品が目的寸法或いは許容誤差範囲内に収まるようにするための消失模型鋳造法及び発泡模型を成形する金型を製造する方法を提供する。
【解決手段】(a)前記目標寸法に相当する前記発泡製品模型の三次元寸法に関するデータと前記発泡製品模型の材料データと湯口方案及び注湯法のデータとをコンピュータに入力し消失模型鋳造法による鋳物鋳造のシミュレーションを行う工程であって、前記シミュレーションは湯流れ、湯の凝固及び該凝固による鋳物変形のシミュレーションを含む鋳物鋳造シミュレーション工程と、(b)前記鋳物鋳造シミュレーション工程における前記鋳物変形と、鋳物と発泡製品模型の関係の伸尺を考慮して発泡製品模型の最終三次元寸法を決定する工程と、(c)該最終三次元寸法の発泡製品模型を製作する工程と、(d)前記製作した発泡製品模型を用いて消失模型鋳造法により鋳物を鋳造する工程とを含む消失模型鋳造法による鋳物鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】目標寸法を有する鋳物を成形するために、消失模型鋳造法に用いる発泡製品模型を成形する金型を製造する金型製造方法を提供する。
【解決手段】発泡製品模型の形状の最終三次元データを決定する工程と;決定された最終三次元データをNC工作機のコントローラに入力する工程と;決定された発泡製品模型の形状のキャビティを前記NC工作機によって金型基材に切削加工する工程とを含む消失模型鋳造法に用いる発泡製品模型を成形する金型を製造する金型製造方法において、最終三次元データは、仮想発泡製品模型を用いる消失模型鋳造法による鋳造のコンピュータによるシミュレーションによる鋳物の変形から得た情報に基づいて決定され、又は、発泡製品模型を試作し該試作発泡製品模型を用いて消失模型鋳造法により実際に鋳物を試作し、該試作鋳物の寸法と前記目標寸法との差異をフィードバックして決定される。 (もっと読む)


【課題】
薄肉のダクタイル鋳鉄製品であってもチル化せず、柔らかく、延性の大きいフェライト地の鋳物を低コストで製造する方法を提供する。
【解決手段】
従来は球状黒鉛の生成を阻害する物質であると考えられていたサルファの含有量をある程度増やすと共に、冷却速度を低く抑えることにより、薄肉のダクタイル鋳鉄製品であってもチル化させることなく、柔らかく、延性の大きいフェライト地の鋳物を製造することができることを見出し、本発明に至った。即ち、ダクタイル鋳鉄製品の製造方法において、鋳鉄製品の成分としてサルファを0.009から0.015重量%を含み、マグネシュウムを0.035から0.050重量%を含み、鋳型に乾燥砂を用いる構成とした。 (もっと読む)


【課題】
消失模型を使用した鋳物製造方法において注湯時の湯流れ性を損なうことなく注湯温度を下げ、欠陥のない高品質な鋳物製品を低コストで製造する方法を提供する。
【解決手段】
消失模型を使用した鋳物の製造方法において、鋳型に乾燥砂を使用し、かつ消失模型として発泡模型を使用し、更に1250℃から1330℃の範囲の温度を有する溶湯を鋳型の湯口から注湯すると共に、通気路を介して鋳型を減圧する構成にした。
また、通気路を介して鋳型を減圧した後、更に通気路を介して鋳型を加圧するようにした。 (もっと読む)


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