説明

伊予屋タオル株式会社により出願された特許

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【課題】特色により強調された部分を有する画像やよりグラディエーションのなめらかな表現にする。
【解決手段】
コンピュータに取り込まれたフルカラーの画像データを高周波成分と低周波成分を範囲指定することで特色に色分解し、各濃度差を白黒2階調のハーフトーン分解して夫々の画像信号を統合し、使用するタオル織機の色糸限定数の範囲内に減色し、減色された色糸を緯糸又は上糸に割り当て、擬似的にフルカラー若しくはモノトーンの画像データを作成し、使用するタオル織機の色糸情報と縦方向密度情報をコンピュータに入力し、これらの情報に基づいて画像データを変換して作成された織成データに従ってタオル織機を駆動させ、織物の柄の表現に必要な緯糸又は上糸を表面組織に配設し、該糸の裏側に柄表現に不必要な緯糸又は上糸を配設し、表面組織に配設された経糸又は/及び緯糸でフルカラー画像データと近似した特色による写真風織物を織成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】パイルに跨られる緯糸に写真分解色に夫々染色された複数本の色糸を1組として用い、1組の色糸のうち写真風柄の表現に必要な色糸を下経糸で表面側に押し上げ、不必要な他の色糸は裏面側に形成した上経糸よりなるパイル内に包み込んで隠蔽して織成し、地緯糸間密度を縦方向に高めることで精密且つ緻密な写真風柄表現を可能にした。
【解決手段】写真織組織部分4では、上経糸32は地緯糸7、8、9と交錯し、裏面側にて1組の色糸10、11、12、13を包み込んで裏面側に順次パイルを形成している。下経糸33は、1組の色糸10、11、12、13のうち柄表現に必要な色糸10のみを表面側に押し上げ表面を繻子織の写真風柄に形成している。隣り合う地緯糸は製織方向と逆方向に密度を高めて織成されている。 (もっと読む)


【課題】色彩豊かな図柄を写実的に表現可能な写真風織物の製識方法を提供する。
【解決手段】写真等を画像入力手段により光学的に読み取り、フルカラー画像データとして、タオル織機のコンピュータに取り込む工程と、取り込まれたフルカラー画像データをCMYKに白を加えた色分解する工程と、使用するタオル織機の色糸限定数の範囲内に減色する工程と、減色された色彩の糸を緯糸又は上糸に割り当て、擬似的にフルカラーの画像データを作成する工程と、タオル織機の色糸情報と縦方向密度情報を入力し、作成された織成データに従ってタオル織機を駆動させ、織物の柄の表現に必要な緯糸又は上糸を表面組織に配設し、表面組織に配設された緯糸又は上糸でフルカラー画像データと近似したフルカラーの写真風織物を織成する。 (もっと読む)


【課題】RGB分解を用いることなく、高周波成分を落とし、使用織機の限られた色数の色を選択し、太番手の糸を用いた低密度の織物であっても色の濃淡を利用して遠近感を出して写真風織物を得る。
【解決手段】写真等を光学的に読み取りフルカラー画像データとしてコンピュータに取り込む工程と、フルカラー画像データのコントラストを強調させる工程と、コントラストを強調したフルカラー画像データを高周波成分を削除して減色し、写真風柄の作成に必要な色を使用する織機の色糸限定数の範囲内で選定し、選定された色を緯糸又は上糸に割り当て擬似的にグラディエーションを有する画像データを作成する工程と、使用する織機の色糸情報と密度情報をコンピュータに入力し、これら情報に基づいて画像データを変換する工程とにより作成された織成データに従って織機を駆動させ、織物の柄を緯糸又は上糸を表面に表出させグラディエーションにより遠近感をもたせる。 (もっと読む)


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