説明

東京精密工業株式会社により出願された特許

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【課題】型合わせ面での奪熱効果を高めるために、複雑な送水路を内部に形成したチルベントを提供する。
【解決手段】チルベント1のチルブロック2A,2Bは、型合わせ面2A1,2B1を備えた基材3A,3Bに、送水路形成板4A,4Bを嵌め合わせて構成されている。送水路形成板は、嵌合凹部4A1,4B1の表面に送水溝5A,5Bを備え、送水溝5A,5Bの表面に連通した給水孔6A1,6B1及び排水孔6A2,6B2が裏面に開口している。送水溝5A,5Bは、給水孔6A1,6B1と排水孔6A2,6B2とを連通させる溝を嵌合凹部の表面に設けて構成されている。送水路形成板に基材が嵌め合わされると、送水溝と基材の裏面との間に送水路が形成される。 (もっと読む)


【課題】様々な形状の通水路を備えた金型を簡単に製作できるようにする。
【解決手段】金型1は、型面を備えた基体2と、基体2に嵌め合わされて基体2との間に通水路Tを形成する入子3と、入子3に接合されて積層された供給板4,5とを備えている。基体2の嵌合穴23と入子3の本体32とが内面と外面とを密着させることで、嵌合穴23の溝24と入子3の溝32aとで冷却水の通水路Tが形成されている。供給板4,5は、通水路Tを流通する流通媒体を通水路Tに供給する供給路Kを備えている。供給板5が備える供給路Kは、入子3側に位置する供給板4が備えた連通路Rを通して通水路Tに連通している。 (もっと読む)


【課題】成形時に入れ子ピンに焼き付きや折損が生じるのを防止する。
【解決手段】入れ子ピン1は、外管2に内管3を嵌め合わせて互いを接合,溶接,又は接着等することで一体化されている。外管2は、円筒状を呈した管部21の天端開口部を天板部22で塞いだ有底筒状を呈している。内管3は、円柱状を呈した本体31の外周面に螺旋溝32を、中央部には給水路33を備えている。螺旋溝32は、半円形,V溝形,又はU溝形の断面形状を有し、本体31の天端から底端部にかけて本体31の軸心を中心とする螺旋状に延びている。内管3の天端面31aと天板部22の内面との間には間隙Kが設けられている。外管2の管部21と内管3の本体31とが内面と外面とを密着させることで、本体31の螺旋溝32と管部21の内面とで冷却水の通水路Tが形成されている。本体31の外周面を天端側の縁部まで延びた通水路Tは、間隙Kを介して給水路33と連通している。 (もっと読む)


【課題】軽量化して金型に対して容易に着脱することができ、しかも、冷却ポイントに応じて自由に冷却管と接続する管路を安価で且つ最短距離で形成することができる冷却板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】冷却板Cは、冷却穴Hが形成された金型Dに着脱可能に取付けられて、冷却穴Hに挿通された冷却管Pに冷却流体を供給するとともに冷却管Pから排出された冷却流体を回収する流路を有するものであって、冷却管Pのインナ部Paを保持し冷却流体を流通させるアウタ部1と、アウタ部1に連通するパイプ部2と、さらに、複数のパイプ部2が互いに任意の角度で且つ異なる高さ位置で接続されて各パイプ部2間を連通するるポスト部4とが、ラピッドプロトタイピングによりそれぞれ所定の肉厚を有する形状に一体に成形されている。 (もっと読む)


【課題】冷却パイプの冷却通路内に流れる流水により成形金型の冷却を行う金型冷却装置において、冷却パイプ位置の制約なく、設計上望ましい最適な冷却位置に冷却パイプを配置できるようにして、冷却密度を向上させ、冷却の信頼性の高くする。
【解決手段】複数の冷却パイプを保持し、冷却パイプの冷却通路内に流れる流水により成形金型の冷却を行う金型冷却装置において、冷却パイプへの出入り口に複数の冷却パイプに共有される流水供給空洞部と流水回収空洞部を設け、流水供給空洞部から流水を前記冷却パイプに供給し、流水回収空洞部にて流水を回収する。その際に金型冷却装置を、成型金型を覆う板状の形状にして、各々一箇所の供給口と回収口から前記流水の供給と回収を行うようにする。 (もっと読む)


【課題】熱膨張等の影響による冷却液体の漏れがなく、冷却液路の設計の自由度の高い、新規なダイカストマシン用スプールブッシュを提案する。
【解決手段】鋳造金型に設けられ、プランジャチップ7が摺動されるプランジャ穴6Aが形成されるスプールブッシュ6であって、筒状の複数のピース6a・6b・6c(本実施例では三個のピース)のプランジャチップ7の摺動方向の端面同士を付け合わせて接合することにより、一連の前記プランジャ穴6Aが形成されるものとし、前記端面の接合部には、冷却液体を流通させる冷却液路が構成される。 (もっと読む)


【課題】
成形用金型の冷却において、配管の誤接続や冷却用流体の漏れなどをなくし、成形品の品質確保を可能にするマニホールド技術の提供。
【解決手段】
金型冷却用マニホールドとして、剛体中に、成形用金型の複数の冷却孔に挿入され冷却用流体の往復流路を形成する複数の冷却パイプユニットのそれぞれに対して冷却用流体を供給する複数の導入路と、冷却に用いた冷却用流体を冷却パイプユニットから回収する複数の導出路と、上記複数の導入路に冷却用流体を分配供給する流体供給路と、上記複数の導出路からの冷却用流体を集める流体排出路とをそれぞれ流路空間として形成する。 (もっと読む)


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