説明

株式会社ひかわにより出願された特許

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【課題】 従来の飲料用原料茶葉は、抽出効率を上げるために通常、荒茶完成後焙煎工程を終えた段階において、茶葉を細かくして表面積を増大させる「粉砕工程」を設けているが、抽出性は向上するものの渋味や苦味が強く旨味を感じにくい飲料となっていた。
【解決手段】 荒茶製造工程中、粗揉工程と同時或いはそれ以後であって中揉工程と同時或いはそれ以前のタイミングに、茶葉を細断する工程が組み込まれており、その後精揉工程を経ずに乾燥工程に移行する。茶葉が柔軟な状態で細断処理され、且つ精揉しないことで茶葉表面が傷つかないので、茶葉細胞膜は元の状態を維持しており、そのため旨味が強く、渋味苦味の抑えられた抽出液の得やすい茶葉となる。 (もっと読む)


【課題】 一般に「健康茶」と呼ばれている飲料は、その薬効を期待してじつに広く普及しているが、ほとんどの場合非常に飲みづらく、緑茶と混合して、或いはハチミツ等を混合して飲用するよりほかなかったのが実情であった。
【解決手段】 未加熱未殺菌の黒茶を水中に投じて当該黒茶から微生物を移動させた抽出液を作成し、健康茶材料である植物の葉を粉砕し、撹拌させながらこの粉砕体に該抽出液を噴霧し、湿度・温度を保ちながら7〜21日間程度発酵させ、続いて熱風乾燥工程、焙煎工程を経て製造する。 (もっと読む)


【課題】 「緑茶」「ウーロン茶」「紅茶」は、生茶葉段階では非常に変質しやすいものであるので、通常は乾燥品が製品となっているが、乾燥品はそれぞれの茶特有の香味成分を最高最大の状態で具備しているものではなかった。
【解決手段】 収穫した緑茶、ウーロン茶或いは紅茶の茶葉加工工程において、揉稔工程が一度である場合にはその揉稔工程以降、複数度である場合には最初の揉稔工程以降に、当該茶葉を乾燥機に投入せず、急速冷凍して保存する。
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