説明

ハプトゲン リミテッドにより出願された特許

1 - 5 / 5


【課題】細菌細胞シグナル伝達分子の細胞外濃度を調節することにより、病原性細菌である緑膿菌の数を減らす、有害な副作用がなくしかも近い将来のうちに病原性細菌によって回避される可能性が低い方法の提供。
【解決手段】ラクトン由来細胞シグナル分子の選択的除去(結合または分解)により、緑膿菌の急速な細胞死(または自己溶解)を誘発するアシル-ホモセリンラクトン(AHL)シグナル分子とシュードモナスキノロンシグナル(PQS)シグナル分子との比の不均衡を生じさせる。 (もっと読む)


【課題】細菌の細胞シグナル伝達分子の細胞外濃度を調節することによる、感染性細菌の毒性の抑制のための方法の提供。
【解決手段】対象からの試料中の細菌ラクトンシグナル分子またはラクトン由来シグナル分子の単離、および該細菌ラクトンシグナル分子を、シグナル分子と特異的に結合する特異的結合分子を同定する目的で特異的結合分子の集団を抗細菌特異的結合分子に関してスクリーニングするために用いること、およびそのようにして同定された該特異的結合分子をそれを必要とする患者に投与する、細菌感染症の治療方法。 (もっと読む)


【課題】細菌の集団によるバイオフィルム形成を防止または阻害する方法の提供。
【解決手段】集団に対しての、細菌によって分泌されるラクトンシグナル分子またはラクトン由来シグナル分子に対するポリクローナルまたはモノクローナル抗体、およびそれを用いた細菌感染症の治療のための方法。このラクトンシグナル分子がホモセリン分子またはペプチドチオラクトン分子であり、治療に際して、抗生物質の投与をさらに含んでも良い方法。 (もっと読む)


本発明は、細菌の細胞シグナル伝達分子の細胞外濃度を調節することによる、感染性細菌の毒性の抑制のための方法に関する。細胞シグナル伝達分子の誘導体を適した担体タンパク質と結合させて、天然のシグナル分子を認識する高親和性受容体の単離に用いる。シグナル伝達分子と結合することにより、受容体は、シグナル分子の細胞外濃度を、その他の場合には、ある種の日和見病原体にビルレント形態をとらせると考えられる閾値レベル未満に低下させてそれを維持し、ビルレント生物体を非ビルレント状態に変化させることが可能である。これらの受容体は、感染に罹りやすい個体の治療、感染が存在する患者の治療のため、疾患モニタリングおよび管理において、ならびに感染の宿主が動物または植物である関連した使途において用途がある。
(もっと読む)


本発明は、細菌の集団によるバイオフィルム形成を防止または阻害する方法であって、集団に対しての、細菌によって分泌されるラクトンシグナル分子またはラクトン由来シグナル分子に対する抗体の投与を含む方法を提供する。本発明はその結果、バイオフィルム形成が防止または阻害される、細菌感染症の治療のための方法も提供する。 (もっと読む)


1 - 5 / 5