説明

株式会社古清商店により出願された特許

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【課題】 生鮮海産頭足類の発色機構とその制御に関し、表皮の色素胞活動と高エネルギー化合物であるATPを利用して行われている可能性を究明すること、すなわち安定的な呼吸環境を維持するとともに神経興奮を制御するための技術的要素を解明し、嫌気的な条件下で起こるエネルギーレベルの低下を抑制することによって、個体の長期間細胞活性を持続させ、発色を制御できる可能性を究明することによって、そのための最適条件を見出すことを課題とする。
【解決手段】 酸素を2〜12vol%に維持した気体中に生鮮海産頭足類を入れ、該生鮮海産頭足類の体色変化を抑制して表皮色素胞活動能を長期に維持させることを特徴とする生鮮海産頭足類の保存又は輸送方法。 (もっと読む)


【課題】水揚げ後におけるイカの鮮度を保持することに関し、魚類とは全く異なる脳神経系をもつイカにおいて神経切断又は神経破壊による活き締め方法を確立すること、すなわち特定部位の神経切断又は神経破壊することで、水揚げ後の筋肉運動による生体エネルギー消失を抑制させ、鮮度を保持できる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】切断された神経部位又は破壊された神経部位を有することを特徴とする活き締めされたイカ。神経切断又は神経破壊部位を外套神経節又は外套神経節と星状神経節間の外套神経、又は腕神経節及び/又は足神経節とすることによって、イカの筋肉運動を抑制することで、無駄な生体エネルギー消失を防ぐことを特徴とする神経切断等によるイカの活き締め方法。 (もっと読む)


【課題】 生鮮海産頭足類の発色機構とその制御に関し、表皮の色素胞活動と高エネルギー化合物であるATPを利用して行われている可能性を究明すること、すなわち死後の嫌気的な条件下で起こるエネルギーレベルの低下を抑制することによって、個体の死後も長期間細胞活性を持続させ、発色を制御できる可能性を究明することによって、そのための最適条件を見出すことを課題とする。
【解決手段】 塩水、天然海水又は人工海水からなる液体に、酸素又は空気を連続的又は間歇的に供給した後、液体中に生鮮海産頭足類を浸漬又は浮遊状態にして保管又は輸送することを特徴とする生鮮海産頭足類の表皮色素胞活動能の維持方法。 (もっと読む)


【課題】 生鮮海産頭足類の表皮の発色機構とその制御に関し、表皮の色素胞活動と高エネルギー化合物であるATPを利用して行われている可能性を究明すること、すなわち死後の嫌気的な条件下で起こるエネルギーレベルの低下を抑制することによって、個体の死後も長期間細胞活性を持続させ、発色を制御できる可能性を究明することによって、そのための最適条件を見出すことを課題とする。
【解決手段】 生鮮海産頭足類をMg濃度が12mM以上である液体に浸漬又は浮遊状態にして細胞活性を持続させることを特徴とする生鮮海産頭足類の表皮色素胞活動能の維持方法。 (もっと読む)


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