説明

ユニベルシダード デ バルセロナにより出願された特許

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本発明者は、ヒトリンパ球において発現するスカベンジャーレセプターシステインリッチ(SRSR)スーパーファミリーのメンバーであるCD6が、グラム陽性菌及びグラム陰性菌、並びに他の微生物構造体に結合することを見出した。よって、CD6生成物は、ヒトを含む哺乳動物における、感染症、又は感染症又は感染病原体からの誘導産物の存在に関連した炎症状態を治療的及び/又は予防的に処置するための医薬を製造するのに有用である。このような炎症状態の例は、全身性炎症反応症候群(SIRS)、敗血症、重症敗血症、及び敗血症性ショックである。 (もっと読む)


タングステン(VI)化合物、好ましくはタングステン酸塩、及びより好ましくはタングステン酸ナトリウム(NaWO)の有効量を含有してなる製薬的組成物は、ヒトを含む哺乳動物の神経変性疾患の予防的及び/又は治療的な処置のため、特にアルツハイマー病又は統合失調症の予防的及び/又は治療的な処置のために有用である。インスリン耐性のラットモデル及び1型糖尿病のモデルにおけるタウのリン酸化に対するタングステン酸ナトリウム二水和物の効果を評価した。本発明によるタウオパチーの治療的処置は、GSK3を標的とする;神経特異的なタンパク質であるタウの異常な過剰リン酸化を減少するので特異性がある、有効性、毒性の欠如、及び低価といったいくつかの利点を伴う。 (もっと読む)


本発明は癌に対する化学療法剤としての環状デプシペプチドの使用に関する。シクロ[(3R)-3-ヒドロキシデカノイル-L-セリル-(3R)-3-ヒドロキシデカノイル-L-セリル]との名もあるセラタモライドはセラチア・マルセッセンスの種の細菌の培養から単離された環状デプシペプチドである。セラタモライドは異なった癌細胞(白血病、骨髄腫、癌腫等々)の生存度を減少させ、該細胞にアポトーシスを誘導し、非癌性細胞には実質的に何ら作用しない。このため、セラタモライド及びその薬学的に許容可能な付加塩及び/又は溶媒和物は化学療法抗癌剤として、特に白血病、リンパ腫、骨髄腫、癌腫、黒色種及び肉腫に使用することができる。 (もっと読む)


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