説明

かぶちゃん農園株式会社により出願された特許

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【課題】干し柿は、保存性の問題から、12月から2月頃までの冬季の季節商品であった。そこで、干し柿の含水率が比較的低いという特徴を活かして、高品質の干し柿を、年間を通して提供できるような干し柿の冷凍保存出荷システムを提供する。
【解決手段】干し柿をマイナス20℃〜マイナス30℃の温度帯で冷凍して、鮮度を保持したまま保存、冷凍のまま出荷することで、同じ品質の干し柿を通年で提供する。青果と違い、もともと細胞が加工の段階で壊れているため、解凍した際に変質が起こりにくい。また、冷蔵の場合表面の粉が増加していく傾向が見られるが、冷凍保存することにより結晶化が抑制される。 (もっと読む)


【課題】干し柿は従来、冬季間のみ市場に流通。冷凍では年間を通じて流通可能となったが、常温の商品は少ない。そこで、常温で長期間保存可能な一般流通向けの干し柿を使った製品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】原材料の干し柿の蔕、種を取り除き、90℃以上の酸性熱水で10〜60秒間、加熱殺菌処理を行い、さらにアルコール度数50〜80%の酒精に3〜10分間、浸漬させて、殺菌処理を行う。又はアルコール度数20〜50%の酒類に20分〜3時間、浸漬させ殺菌処理を行う。冷風乾燥した後、カットしてさらに温風乾燥、上掛け用粉糖をまぶした後包装を行う。 (もっと読む)


【課題】主にブドウ糖の結晶を主成分とする、干し柿の表面に析出している白い粉の柿霜の結晶化方法を提供する。
【解決手段】表面に柿霜が析出している冷凍または常温の干し柿を40℃〜50℃の湯に3分間浸漬する。干し柿1kgに対して熱湯1リットルとする。この溶液を40〜50℃に保ち、湯に干し柿表面の柿霜が溶出して、それを弱火で約3時間、糖度80度まで煮詰め、2mmのメッシュを通す。この際、バットまたは型に流し込み、常温で静置して柿霜の結晶ができる。柿霜を洗い流した果実部分は加工用の原料として利用できる。 (もっと読む)


【課題】従来の渋柿加工では遠赤外乾燥装置、除湿機等の設備へ多額の初期投資を要した。更に二段乾燥、硫黄燻蒸等の脱渋除菌処理等のため多額の人件・資材費を要した。また、熟柿や皮付柿は原料に適さず、剥いた皮が廃棄物として大量に出ていた。
【解決手段】
水洗後の渋柿の蔕を切断くり貫きして、果肉内の水分蒸発を早める。皮付の場合、70〜90℃の熱風を0.5〜2.5m/s以上で当てることで乾燥脱渋柿が得られる。
本発明では遠赤外線乾燥装置、除湿機等の製造設備の必要が無く、皮付乾燥脱渋柿は2日間、剥皮丸果は1日、剥皮スライス果は半日で製品化できる。熱風乾燥により除菌、脱渋が同時に行える。また皮付柿や熟柿を原料にできるため収穫や加工の時期調整が可能であり、廃棄物も少ない。よって上記課題を解決するものである。また、ポリフェノール含量が多いという特徴をもつ。 (もっと読む)


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