説明

株式会社野坂電機により出願された特許

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【課題】 この発明は、簡易な設備で効率よく老化液中の亜リン酸イオンを効率よく回収することを課題とするものである。
【解決手段】 この発明の無電解ニッケルめっき液の再生方法は、ニッケルイオン(Ni2+)を含有する次亜リン酸水溶液を主成分とする無電解ニッケルめっき液を原液とした無電解めっき工程で副生した亞リン酸イオンを含む老化液を、陰イオン交換膜のみで仕切られた電気透析槽の前記陰イオン交換膜で仕切られた1区画おきに供給する(以下老化液が供給される区画を「供給室」という。)と共に、前記電気透析槽に交流電流を印加し、亜リン酸イオンを前記陰イオン交換膜を透過して、前記老化液が供給しない濃縮室に移動させ、この濃縮室において、前記陰イオン交換膜を透過した亜リン酸イオンを固定化することを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】拡散透析法を用いることによりニッケル及びキレート剤等有用成分のロスを防止し、酸排出量を減らすと共にランニングコストの低いめっき液の再生方法を提供する。
【解決手段】ニッケルイオン(Ni2+)を含有する次亜リン酸水溶液を主成分とする無電解ニッケルめっき液を原液とした無電解めっきにおける副生物を含有した老化液を再生する方法であり、老化液に含まれる亜リン酸ナトリウム及び硫酸ナトリウムのNaイオンをHイオンに置換して亜リン酸及び硫酸に変換し、次に拡散透析膜3により前記亜リン酸および硫酸をめっき液から分離することにより無電解ニッケルめっき液を再生する。 (もっと読む)


【課題】この発明は、操作性及び経済性に優れ、かつ、酸濃縮率を向上させる酸の濃縮方法を得ることを課題とするものである。
【解決手段】この発明の酸の濃縮方法は、ナノメーター単位、好ましくは0.1〜10nmの微細孔を備え荷電した分離膜2が装着された圧力透析装置1にAlを含有する廃酸溶液を加圧して供給し、前記分離膜2で透析して廃酸溶液中の酸を濃縮することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】この発明は、硫酸を精製分離して再利用可能とすると共に廃液の排出をなくすこと、そして処理効率を向上させることを課題とするものである。
【解決手段】この発明の銅エッチング廃液の処理方法は、硫酸銅、過酸化水素及び硫酸を含む銅エッチング廃液中の過酸化水素を過酸化酸素分離装置1において分解除去した後、圧力透析装置2によって水及び硫酸を精製、分離すると共に硫酸銅を濃縮し、次いで前記濃縮した硫酸銅溶液中の銅イオンを電解採取装置3により金属銅として回収することを特徴とするものである。
前記電解採取において、硫酸銅の濃度は30〜60g/L(リットル)程度が好ましい。 (もっと読む)


【課題】不純物が可及的に少ない再生めっき液を得ることにより、めっき特性を向上させると共に、ニッケル及びキレート等の有用成分のロスを防止し経済性を向上させる無電解ニッケルめっき液の再生方法及び装置を提供する。
【解決手段】無電解ニッケルめっき液の再生方法は、ニッケルイオン(Ni2+)を含有する次亜リン酸水溶液を主成分とする無電解ニッケルめっき液を原液とした無電解めっき1における副生物を含有した老化液を、圧力透析膜2で透析して前記副生物含有液に含まれる副生物を原液から分離し、副生物が除去された再生液は原液4に戻す。また、副生物を含んだ分離液にカルシウム塩又はカルシウム塩及びバリウム塩を添加して分離液中の副生物である亜リン酸イオン及び硫酸イオンを不溶性化合物として沈殿分離3し、沈殿した不溶性化合物が分離された再生液を前記原液に戻す。 (もっと読む)


【課題】この発明は、アルミナ(Al)の析出並びにNaCO及び重金属の蓄積を回避しつつ小型な装置でアルカリを回収すること、更に加水分解防止剤が添加されたアルカリエッチング液においてもアルカリの回収を可能とすることを課題とするものである。
【解決手段】この発明は、アルミニウムのアルカリエッチング液を電解槽1に導き、イオン交換膜電解透析法により遊離アルカリの一部を分離する第一工程と、遊離アルカリの一部が分離されたアルカリエッチング液を分解槽4において加水分解してNaOHとAl(OH)とに分離してアルカリを回収する第二工程とで構成する。
第一工程において、遊離アルカリの一部を分離することにより、遊離アルカリ濃度とアルカリ金属以外の金属濃度との重量比を1以下とすること、加水分解において、種結晶を添加することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】アルミナ(Al)の析出を回避し、NaCO及び重金属の蓄積を回避しつつ、小型な装置で、アルミニウムのアルカリエッチング液に含まれるアルカリを回収する方法を提供する。
【解決手段】第一工程としてアルミニウムのアルカリエッチング液を第一電解槽に導き、イオン交換膜を通してNaを陰極側に分離し、前記Naを陰極反応で生成されるOHと結合させてNaOHを得る。次いで第二工程として、前記第一工程における陽極側の液を中和槽6に供給し、併せて第二電解槽9の陽極液を前記中和槽に供給して中和槽において第一電解槽の陽極液中のAlOイオンを前記第二電解槽の陽極反応で生成されるHイオンで中和してAl+イオンをAl(OH)として分離した後、この液を第二電解槽に導き、イオン交換膜を通してNa+を陰極側に分離し、前記Na+を陰極反応で生成されるOHと結合させてNaOHを得る。 (もっと読む)


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