説明

ブルカー・ダルトニクス株式会社により出願された特許

1 - 1 / 1


【課題】被験試料を所定温度で噴霧してイオン化させる質量分析用試料スプレー装置において、スプレー用ガスの温度損失を低減させることと設計の自由度を高めることとを両立させること、スプレー用ガスを設定温度に加温調節する電熱ヒータの消費電力低減と安定かつ高精度な温度制御を可能にすること、装置全体のサイズ規模を小型化すること、保守性を高めること、これらを互いに背反することなく、達成する。
【解決手段】冷却用液体窒素32を収容する断熱容器31と、スプレーノズル51に近接して設置された熱交換器36と、この断熱容器36内の液体窒素32を熱交換器36の冷却流路に導く断熱配管35と、熱交換器36の被冷却流路にスプレー用ガスを供給するガス供給手段21と、その被冷却流路で冷却されたガスをスプレーノズル51の直前で任意の設定温度に加温する可変加温手段40とを備える。 (もっと読む)


1 - 1 / 1