説明

株式会社国建により出願された特許

1 - 2 / 2


【課題】建築物や仮設構造物、園芸施設用の大型ハウスなどを立体トラスで製作するに当たり、ラチスバーの連結に使用される樹脂製球状継手に関し、継手の大量使用に適するように少ない材料で軽量化でき、かつ充分な強度を確保できると共に、安定した成型が可能な樹脂製球状継手とその製造方法並びに製造装置を実現する。
【解決手段】球状の継手において、ラチスバーを螺入固定するメネジ孔を、地球儀における赤道位置とその片方の半球に集中させることによって、片方の金型は固定し、他方の金型のみを可動構造にできるので成型装置が簡易化できる。また、赤道の他方の半球は、極点の位置に取付け孔を設けることで、各種備品の取付けに利用できる。しかも、この取付け孔を中心に放射状にリブを設けてあるので、球状継手全体の強度低下を来すことなしに、材料の節減と軽量化、表面からの肉厚の均一化、均質で堅牢な製品を実現できる。
(もっと読む)


【課題】大規模空間を要する農業施設や仮設構造物において、トラス構造に用いる球状継手を鉄やステンレスよりも軽量な樹脂材で製造でき、しかも沖縄のような台風襲来が多くかつ紫外線による過酷な環境下で用いるトラス構造を製作する際の作業性や耐風性、耐候性を効果的に向上可能とする。
【解決手段】農業施設や仮設構造物の骨材として必要な強度を確保でき、軽量化を実現できる樹脂製ボールジョイントであって、ガラス繊維強化樹脂で成型する際にほぼ放射方向に複数のネジ穴を形成してなることを特徴とする。弦材とボールジョイントのネジ結合部のネジ形状は台形ネジとする。そして、ニッケルクロム等を用いたハードクロム処理をして、耐候性による劣化の問題を解消する。 (もっと読む)


1 - 2 / 2