説明

オートモーティブ システムズ ラボラトリー インコーポレーテッドにより出願された特許

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膨張式車両乗員保護システムに使用するためのインフレータ(10)。本発明の一観点において、インフレータ(10)は、少なくともそれ自体の一部分に沿って実質的に一様な断面積を有する、縦方向包囲体(22)と、前記包囲体の部分に沿って配置されたガス発生剤組成物(24)とを含む。ガス発生剤組成物(24)は、包囲体(22)の部分に沿って実質的に一様に分配される。複数のガス流出開口(40)が、包囲体(22)の部分に沿って形成されて、包囲体(22)とその包囲体の外部との間の流体連通を可能にする。開口(40)は、開口(40)間に配置されたガス発生剤組成物の燃焼反応の所望の伝播速度に比例する距離だけ間隔を空けて配置されている。本発明の別の態様においては、インフレータ(10)は、少なくともそれ自体の一部分に沿って実質的に一様な断面積を有する、縦方向包囲体(22)と、前記包囲体の前記部分に沿って配置されたガス発生剤組成物(24)とを含む。ガス発生剤組成物(24)は、包囲体(22)の部分に沿って実質的に一様に分配される。複数のガス流出開口(40)が、包囲体(22)の部分に沿って形成されて、包囲体(22)とその包囲体の外部との間の流体連通を可能にする。包囲体(22)に沿った開口(40)の総数は、開口(40)間に配置されたガス発生剤組成物の燃焼反応の所望の伝播速度に逆比例する。
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車両乗員保護システム用の多チャンバインフレータ(10)。インフレータ(10)は、第1端と第2端を有するハウジング(12)、およびハウジング(12)内であってハウジング端の間に位置し、ハウジング(12)内部に第1の(一次的な)推進剤チャンバ(20)および第2の(二次的な)推進剤チャンバ(22)を形成する仕切り盤(18)を具備する。仕切り(18)は、第1の推進剤チャンバ(20)と連通する第1の表面(59)、第2の推進剤チャンバ(22)と連通する第2の表面(57)、および第1の表面と第2の表面の間に広がり、第1の推進剤チャンバ(20)と第2の推進剤チャンバ(22)の間に流体連通を与える少なくとも1つの開口(60)を有する。融点の低い材料から製造された耐圧性のシム(62)は、少なくとも1つの開口(60)を覆うように仕切りの第1の表面(59)上に固定され、開口をふさぐ。シム(62)は、第1の推進剤チャンバ(20)内の推進剤(48)の燃焼によって生じる所定の温度に暴露されると融解するように構成され、少なくとも1つの開口(60)を開放する。
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本発明は、オレフィンまたはポリオレフィンから形成されたエアバッグ(12/22)を含む、車両乗員保護システム(32)を含む。エアバッグ(12/22)は、好ましくはポリエチレンなどの単一のポリオレフィンから形成され、これによって複数層がクロスラミネートされて、最適な形状を示しエアバッグ展開時に引裂けを抑制するエアバッグ12/22を形成する。

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細長いアウターハウジング(12)を含むエアバッグインフレータ(10)であって、該アウターハウジングは、内部および、それに沿って形成され、アウターハウジング内部とアウターハウジング(12)外部との間の流体連通を可能にする、1つまたは2つ以上のオリフィス(22)を有する。アウターハウジングオリフィス(複数を含む)(22)は、アウターハウジング内部からインフレータの第1側面(F)へと開口している。細長いインナーハウジング(14)は、アウターハウジング内部に配置される。インナーハウジング(14)は、内部および、それに沿って形成され、インナーハウジング内部とインナーハウジング(14)外部との間の流体連通を可能にする、1つまたは2つ以上のオリフィス(20)を有する。インナーハウジングオリフィス(複数を含む)(20)は、インナーハウジング内部からインフレータの第2側面(S)へと開口している。ある量のガス発生剤組成物(16)は、インナーハウジング(14)内部の一部に沿って伸びる。ガス発生剤(16)は、実質的に「C」形状の断面と、ガス発生剤(16)の長さに沿って伸びるスロット(24)を有する。ガス発生剤スロット(24)は、インナーハウジングオリフィス(複数を含む)(20)に向いて配置される。フィルタ(15)は、インナーハウジングオリフィス(複数を含む)(20)とアウターハウジングオリフィス(複数を含む)(22)の中間に配置されて、ガス発生剤組成物(16)の燃焼により生成される燃焼生成物をフィルタリングする。点火装置(40)は、ガス発生剤組成物(16)に動作可能に連結され、これによってインフレータ(10)の作動時に、点火装置(40)とガス発生剤組成物(16)の間の流体連通を可能にする。ガス発生剤(16)のスロット状の「C」形状の断面は、スロット(24)なしで達成できるより大きい、ガス発生剤の暴露表面積を提供する。これにより、インフレータの作動時に、ガス発生剤組成物(16)の点火および燃焼を促進する。
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内部と、それに沿って形成された複数のガス出口オリフィス(14)とを有するハウジング(12)を含むインフレータ(10)。ガス源材料(20)は、ハウジング内部に配置されて、柔軟で、破裂可能な実質的にガスおよび水分に不透過性の容器(24)に封入されている。ガス源(20)は、分解して膨張ガスを含む少なくとも1種のガス状分解生成物を形成するように適合された材料(例えば、過酸化水素)である。ハウジング(12)の内部には、反応物質(22)も配置されている。反応物(22)は、ガス源材料と反応して、ガス源材料(20)の分解を発生させるように適合された、(触媒などの)材料である。カバー(28)は、ハウジング(12)内に配置されて、ハウジング(12)の外壁とカバー(28)の間に空隙(30)を形成する。反応物質(22)は、空隙(30)内に配置される。カバー(28)に沿って形成された複数のオリフィス(34)が、カバー(28)の内部と空隙(30)との間の流体連通を可能にする。容器(24)は、カバー(28)内に配置される。弾力があり、拡張可能なブラダー(42)も、カバー(28)内に配置される。推進剤(44)が、燃焼ガスの生成のためにブラダー(42)内に設けられて、推進剤(44)の点火時に、ブラダー(42)の拡張を発生させる。推進剤(44)の点火時に、燃焼ガスがブラダー(42)を拡張させて、容器(24)の一部をカバーオリフィス(34)中に押し込み、それによってオリフィス(34)内の容器(24)のその部分に応力をかけて破裂させて、過酸化水素(29)を放出し、オリフィス(34)を通過して空隙(39)に流入させ、そこで過酸化水素は、触媒(22)と反応して、膨張ガスを生成する。
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膨張可能な車両乗員拘束システムに使用されるフィルタ(10)およびインフレータアセンブリ(15)。インフレータアセンブリ(15)は、壁面(71)を有するハウジング(70)、ハウジング(70)の内部に形成される燃焼チャンバ(72)、および燃焼チャンバ(72)内に配置され、膨張可能な乗員拘束システムに膨張ガスを供給するために着火可能なガス発生組成物を具備する。フィルタ(10)は、燃焼チャンバ(72)の開口(73)とインフレータハウジング壁面(71)の開口(19)との間に配置される。フィルタ(10)は、ハウジング壁面(71)から距離をおいて配されるフィルタ本体(11)、フィルタ本体(11)から延びる少なくとも1つの連続リップ(12)を具備する。リップ(12)は、実質的にその全周にわたってハウジング壁面(71)に接する周辺縁(75)を有する。リップ(12)は、フィルタ(10)をインフレータハウジング(70)内部に位置決めし、燃焼ガスがフィルタ(10)を通過する間、フィルタ(10)の位置をハウジング(70)内部に維持する際の補助となる。
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容器(18)内の加圧流体を開放可能に収容する機構(10)が提供される。この機構は、容器(18)内部と流体接触する破裂可能な膜(22)を具備し、膜(22)は流体に暴露される。膜(22)は、流体による圧力に対して外部支持をうけるときには、加圧流体の流れを阻害するように構成される。また、膜(22)は、流体による圧力に対して外部支持をうけないときには、流体圧力によって破裂可能である。支持部材(28)は、流体による圧力に対して膜(22)に外部支持を与えるために提供される。支持部材(28)は、ガス発生器(66)の起動によって形成される燃焼生成物にさらされると破断可能であるように構成される。ガス発生器(66)を起動すると、ガス発生器(66)によって形成される燃焼生成物が支持部材(28)に接触して支持部材(28)を分解かつ/または破断させ、それにより膜(22)の支持を取り除き、膜(22)を破裂させて加圧流体を開放する。機構(10)は、ガス発生器(66)の起動前には封止されている開口(24)を有する加圧ガスボトル(18)、および開口(24)を覆うようにガスボトル(18)に結合されているハウジング(12)を具備するインフレータ(8)に組み込まれてもよい。ハウジング(12)は、ガス通路(11)および長軸(L)を画定する。ガス発生器の起動前にハウジング通路(11)を通るガスの流れを防ぐために、支持部材(28)が通路(11)内部に固定され、ボトルの開口(24)上に位置決めされる。ガス発生器(66)は、ハウジング(12)に結合され、かつ長軸(L)から離れて配される。ガス発生器(66)は、その起動時に支持部材(28)と流体連通するように位置決めされる。
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本発明は、一般的に、例えば、乗員拘束システムのインフレータのためのガス発生剤組成物に関する。押出可能な発火組成物は、エアバッグガス発生器で用いるためのポリビニルアゾールを含む。燃料は、5-アミノ-1-ビニルテトラゾール、ポリ(5-ビニルテトラゾール)、ポリ(2-メチル-5-ビニル)テトラゾール、ポリ(1-ビニル)テトラゾール、ポリ(3-ビニル)1,2,5オキサジアゾール、およびポリ(3-ビニル)1,2,4-トリアゾールを含む典型的なポリビニルアゾールから選択できる。酸化剤は燃料と混合され、好ましくは、相安定化硝酸アンモニウムを含有する。
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燃焼ガスを冷却するための構造を含む、フィルタレスエアバッグモジュール(10)。エアバッグモジュール(10)は、ハウジング(18)およびハウジング内に収納された無煙ガス発生推進剤(20)を有する、インフレータ(12)を含む。1つまたは2つ以上の開口(24)が、ハウジング(18)に形成されて、ハウジングの内部とハウジングの外部の間の流体連通を可能にする。エアバッグ(16)は、開口(24)と流体連通するように配設されている。燃焼ガス保持器(42)は、ハウジングの外部に、開口(24)と位置合わせして配置されている。保持器(42)およびハウジング(18)の表面(72)は結合して、開口(24)を経由してハウジング(18)から受け入れる燃焼ガスを冷却するための、冷却室(50)を画定する。冷却室(59)は、室(59)内に受け入れた燃焼ガスの平均滞留時間に影響を与え、それによってガスが冷却室(5)を出る以前に、所定の温度範囲内の温度にガスを冷却するのに十分な長さの時間、ガスが冷却室(50)内に滞留するように、寸法決めされている。熱吸収材料を冷却室(50)内に配置して、その中に受け入れた燃焼ガスを冷却するのを助けてもよい。

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車両乗員保護システムにおいて使用される安全ベルト構造(10)。安全ベルト構造(10)は、第1パネル(12)、第1パネル(12)に取り付けられ、その間にポケット(16)を形成する第2パネル(14)、およびポケット(16)内に固着され、安全ベルト構造にエネルギー吸収能を与えるためのある量のエネルギー吸収材(18)を具える。エネルギー吸収材を組み込んだ安全ベルトを具える安全ベルトシステム、およびかかる安全ベルトの製造方法も開示する。
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