説明

ウニベルジテート・チューリッヒにより出願された特許

1 - 2 / 2


【課題】乾癬の予防及び治療に利用可能な新規の薬剤の使用、および治療方法を提供する。
【解決手段】乾癬の初期発生で、形質細胞様樹状細胞前駆体(PDC)がI型インターフェロン(IFN)を高産生する重要なエフェクター細胞であるという発見に基づき、乾癬の予防及び治療用の薬剤製造にI型IFN拮抗剤(例えば、抗IFN−α抗体)又はI型IFNレセプター拮抗剤等のI型インターフェロンブロッキング剤を使用する、及びI型インターフェロンブロッキング剤を用いて乾癬の予防及び治療を行う。 (もっと読む)


本発明は、(a)輸送タンパク質トランスコバラミンII(TCII)への結合親和性が無いかまたは低く、かつ(b)ビタミンB12代用品として活性を保持し、場合により治療薬および/または診断薬、たとえば放射性金属を担持するコバラミン誘導体に関するものである。これらの化合物は、血液および良性の器官、たとえば腎臓および肝臓中の蓄積率は、新生物組織中の蓄積率に比べてはるかに低く、そして血液からより急速に排除される。本発明はさらに、(a)哺乳類を一定期間ビタミンB12欠乏食にさらし、(b)続いて、診断薬および/または治療剤を担持する本発明のコバラミン誘導体を適用することを含む、哺乳類における新生物疾患または微生物による感染の診断方法および治療方法に関するものである。ビタミンB12代用品として働くコバラミン誘導体を選択することにより、新生物組織における耐性子孫の形成の危険性が大きく低減される。
(もっと読む)


1 - 2 / 2