説明

エアバス・オペレーションズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングにより出願された特許

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ここに開示したのは、航空機の機体胴部4にシステムを実装する方法と、その方法を実行するための装置であって、レールで構成された案内路システム14を備えた装置2と、そのレールで構成された案内路システム14をバルク貨物用コンテナ52、54の案内路システムとして用いるようにした貨物積載システム50である。 (もっと読む)


本発明は、航空機の胴体セルを構成する胴体セルセクションを製作するためのシェルセグメントであって、少なくとも1枚のスキンパネル(20)と、該スキンパネルに設けられた複数本の例えば縦通材(21〜24)などの縦方向延在補強材と、該縦方向延在補強材に対して略々直交する方向に延在する少なくとも1本の例えば肋材(26)などの横方向延在補強材とを備えたシェルセグメント(19)に関する。前記少なくとも1本の横方向延在補強材と前記少なくとも1枚のスキンパネル(20)とは少なくとも1つの連結用ブラケット(1、27〜29)を介して連結されており、該少なくとも1つの連結用ブラケット(1、27〜29)は少なくとも1つのリブ部(9)を備えているため、従来の構成のシェルセグメントにおいて必要とされていた、肋材に作用する傾動モーメントを担持する荷重担持用ブラケットが不要化されている。これによって、格段の軽量化並びに製造コストの低減が可能となっている。 (もっと読む)


ここに開示した方法は、少なくとも2つの胴体バレル(8、10、12)を備えた航空機の機体胴部(2)の製造方法であり、この方法においては、先ず、横方向延在接合領域(18)を構成するための接合セグメント(20、22)に、のちに行う横方向延在接合領域における接合のための加工を施し、しかる後に、それら接合セグメント(20、22)の周囲に部品を組付けて胴体バレル(8、10)を製作する。また、以上に開示した航空機の機体胴部(2)は、かかる横方向延在接合領域を構成するためのリング形の接合セグメント(20、22)を備えた航空機の機体胴部である。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも2つの大型のサブアセンブリを相互に組付けて1つのアセンブリを構成するために、より具体的には、例えば、少なくとも1つの胴体側面シェル(7、8)、少なくとも1つの胴体上面シェル(12)、少なくとも1つの胴体下面シェル(11)、及び/または、少なくとも1つの胴体床構造体を相互に組付けて航空機の1つの胴体セクションを構成するために、それら少なくとも2つのサブアセンブリを3次元的に相互に位置合せする装置(1)に関する。本装置は、a)各々が1つずつのサブアセンブリを把持する少なくとも2台のポジショニング装置を備えており、より具体的には、例えば、少なくとも2台の胴体側面シェル用ポジショニング装置(2、3)、少なくとも1台の胴体上面シェル用ポジショニング装置(5)、及び/または、少なくとも1台の胴体下面シェル用ポジショニング装置(4)を備えており、b)測定によって複数の測定データを取得するための、より具体的には、例えば、前記複数のサブアセンブリ及び/または前記複数台のポジショニング装置の位置データを取得するための、少なくとも1つの測定装置を備えており、c)少なくとも1つの制御及び/または調節装置(19)を備えており、より具体的には、例えば、少なくとも1つのCNC制御装置(コンピュータ数値制御装置)を備えており、d)少なくとも1つのニューラルネットワーク(20)を備えている。本発明に従って本装置に備えられているニューラルネットワーク(20)は、前記複数台のポジショニング装置を互いに同時に作動させて、短時間で、しかも高精度で前記複数のサブアセンブリの形状を夫々の所与の目標形状にすることを可能にするものである。また、前記制御及び/または調節装置(19)は、それに続いて、前記複数台のサブアセンブリに互いに同時に直線移動操作を行わせて、前記複数のサブアセンブリを相互に位置合せするものである。本発明は更に、複数のサブアセンブリを位置合せする方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、航空機のウィングボックス(2)から漏出した気体及び/または液体が、ウィングボックスの下方に位置している当該航空機の機体胴体部の中へ侵入することを防止する装置に関する。本発明によれば、本装置はウィングボックス(2)の上方または下方に配設された少なくとも1枚のシート状部材(13)を備えている。シート状部材(13)は、好ましくは織物により形成され、その織物は例えばアラミド繊維などで補強すると共に、液体状及び/または気体状の物質を、また特に燃料を封止するのに必要な密封性を確保するために、エピクロロヒドリン系エラストマーやゴム組成物などのエラストマーを含浸させ、ないしは完全に浸透させたものなどである。かかる構造を有することから、シート状部材(13)は、航空機の前後方向軸心に平行な方向の調節移動が可能であり、そのため組付時に、当該方向の誤差を補償することができる。また、シート状部材(13)が周期的に波打つ波形構造を有しているため、更に、組付時の位置合せや、航空機の飛行中に発生する位置ずれの吸収も可能となっている。更に、シート状部材(13)の表面形状が、浅く波を打つ波形となっているため、このシート状部材(13)の全領域において捕集された液体を、好ましくはその波形の谷部(32)に配設される複数のドレイン接続部と、それらドレイン接続部に接続されたホース配管系(51)とを介して、迅速に且つ確実に流出させることが可能となっている。 (もっと読む)


ここに開示した航空機の胴体の胴体セグメント(2)は、芯材(8)を挟んで互いに離隔して配置される外側面板(6)と内側面板(4)とを備えており、艤装のための配管路(20、22)がその芯材(8)に一体化されている。また、かかる胴体セグメント(2)の製造方法を併せて開示した。 (もっと読む)


本発明はハイブリッド構造の航空機の機体のセル構造に関し、この機体のセル構造は、複数枚のスキンパネル(2、3、30、31、32、42、43、70、71)と、複数本の縦方向延在桁材(53、88、89)と、例えば肋材(18、59)などの複数本の横方向延在桁材とを備え、複数本の縦方向延在継ぎ目(1、83)及び/または複数本の横方向延在継ぎ目(29、41、77)が形成されることにより構成されている。更に、少なくとも1枚のスキンパネル(2、31、32、42、71)が二重殻型スキンパネルとされており、少なくとも1枚のスキンパネル(3、30、43、70)が単板型スキンパネルとされている。本発明によれば、単板型スキンパネル(3、70)と二重殻型スキンパネル(2、71)とを接合している少なくとも1本の縦方向延在継ぎ目(1、83)の形成領域に、少なくとも1枚の縦方向延在継ぎ目板(10、81、82)を備えており、該縦方向延在継ぎ目板(10、81、82)は第1縦方向延在フランジ部(11)と第2縦方向延在フランジ部(12)とを有し、それら縦方向延在フランジ部(11、12)は、傾斜したウェブ部(13)を介して、互いにオフセットした位置関係にあって互いに接続している。また、単板型スキンパネル(43、70)と二重殻型スキンパネル(31、42、71)とを接合している少なくとも1本の横方向延在継ぎ目(29、41、77)の形成領域に、単板型スキンパネル(43、70)上に設けられている少なくとも1本の縦方向延在桁材(53、88、89)を少なくとも1枚の二重殻型スキンパネル(42、71)に接合している少なくとも1つの荷重伝達部材(34、56、90、91)を備えている。前記縦方向延在継ぎ目板(10、82)によって、単板型スキンパネル(3、70)と二重殻型スキンパネル(2、71)とがそれらの間の荷重の流れが良好となる接合状態で互いに接合されると共に、二重殻型スキンパネル(2、71)の芯材(4、74)の側端面が被覆される。前記横方向延在継ぎ目(29、41、77)の形成領域に備えられている荷重伝達部材(34、56、90、91)は、縦方向延在桁材(53、88、89)から二重殻型スキンパネル(31、32、42、71)へ荷重を良好に伝達させることができ、更にオプションとして横方向延在継ぎ目板(37、49、84)を備えるようにすれば、その横方向延在継ぎ目板によって、更に剛性が高められると共に、そのままでは露出してしまう芯材(44、74)が被覆されるという効果も得られる。 (もっと読む)


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