説明

日本セルロース株式会社により出願された特許

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【課題】 パルプの蒸解工程から排出される硫化物を含有しない黒液から、水処理技術により、リグニンを凝集・分取すると共に、濾液に残存する有機物を除去し、水と酸と苛性ソーダとを回収する。
【解決手段】 黒液に鉱酸及び必要に応じて希釈水を加えてpHを1−7に調整し、凝集剤を加えて凝集するリグニンを濾別する。更に、濾液にオゾンを接触させて液中の有機物を酸化分解し、活性炭で残存有機物を吸着除去する。 (もっと読む)


【課題】クラフト法との比較で、硫化ソーダ及び高温・高圧条件を用いずに高収率でパルプを製造し、リグニンを回収する。
【解決手段】木質チップを希苛性ソーダ水溶液を用いて常温で親水化処理し、希硝酸中でリグニンを選択的に部分酸化して変性し、希苛性ソーダ水溶液を用いて大気圧下で蒸解してパルプを製造する。分離される黒液からリグニンを凝集・分取する。 (もっと読む)


【課題】 プラスチック製袋に収容されたアスベスト廃棄物を、空中に飛散させることなしに無害化処理する。
【解決手段】 アスベストの除去作業時においてプラスチック製袋に収容されたアスベストを、そのまま水槽の水中に投入・浸漬し、次いで同水中にてプラスチック製袋を破袋して、水中にアスベストを移行した後、同アスベストを無害化処理する。
無害化処理は、水中に移行されたアスベストに、鉱酸を加えてアスベスト成分中のマグネシウム及び鉄を溶出した後、同溶液にアルカリを加えて中和し、マグネシウムと鉄を水和物として沈降・分離する、あるいは鉱酸を加えてマグネシウム及び鉄を溶出した後、残留固形分のシリカ分を主とする無害化された固体と破砕されたプラスチック製袋の混合物を脱水して取り出す。 (もっと読む)


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