説明

有限会社エム・デイー・コーポレーションにより出願された特許

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【課題】手術を阻害する臓器を十分に術野外に移動させ、一方の手術対象部位を手術し易い場所に効率よく容易に配置することができ、また腹壁吊り上げ方式の術野確保を補助する。
【解決手段】本体10は、水平方向に長くなる主幹部14と、この主幹部12から上下の両方向へ延出された櫛歯部14a,14bと、上記主幹部12の左右端(櫛歯部14a,14bも含む部分)から延出され、上下鉤状体からなる鉤状接続部16a,16bとから構成され、これら主幹部12、櫛歯部14a,14b及び接続部16a,16bの全てが連通する袋状とされる。この袋状本体10は、例えば腹腔吊り上げ器具で作られた腹腔内に挿入され、流体供給チューブ18aを介して空気が入れられることにより膨張し、これによって、腹腔内の術野を確保する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で容易に手術に必要な腹腔内空間を確保でき、また吊り上げ器具をセットする際に腹腔内を容易に観察でき、腹腔内空間の確保が行い易くなるようにする。
【解決手段】切開した腹壁の小開口を介して腹腔内に挿入され、腹壁を吊り上げるためのへら状吊り上げ部11と、この吊り上げ部11の一端から略L字状に形成された支柱部12と、この支柱部12の先端から上記吊り上げ部と略平行に設けられ、牽引具と係合する複数の係合孔15を有する牽引係合アーム14とからコ字状に形成し、上記吊り上げ部11の底面側に、腹腔内照明用光源としての光源ユニット16を着脱自在に取り付ける。この光源ユニット16には、LED部16a、バッテリー部16b、制御回路16c、点灯スイッチ16dが設けられ、上記LED部16aは複数のLED群を有し、それぞれのLED群を個別に点灯制御することができる。 (もっと読む)


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