説明

株式会社八光により出願された特許

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【課題】気管挿管のさい、歯牙に覆着して用いる気管挿管用歯牙保護デバイスにおいて、喉頭鏡による上顎前歯の損傷を防止すると共に、覆着したデバイスが歯牙から脱落することのない安定した装着状態を保つことができる器具を提供すること。
【解決手段】デバイス本体1は、上顎歯列弓に覆着可能に断面を凹型とし、全体を両端が開いたU字形状として形成し、歯列表面側に当接する壁部11の高さを、前歯側が奥歯側より大きくなるように形成した。また、デバイス本体1には、歯列に覆着したさい上唇小帯を挟む部位に備える突起2、前歯先端と上唇の間に位置する部位に備える鍔状張出部3、及び、前歯先端を保護する部位に備える格子状リブ4を設けて構成し、歯牙表側壁部11の歯牙当接面11Bを、底部13の面に対し75°以上、85°以下の角度で内側に傾斜させて形成した。更に、前記上顎歯列弓に適合する湾曲が可変可能となるよう形成した。 (もっと読む)


【課題】気管食道シャント法におけるプロテーゼの気管食道壁への導入、留置が安全かつ容易で、患者への負担の少ない気管食道プロテーゼ留置器具を提供すること。
【解決手段】内視鏡の鉗子孔を通して、主に経鼻的、あるいは経口的に挿入され、食道側から気管側に穿刺して気管食道壁に瘻孔を形成する穿刺針11を備えた穿刺手段と、該穿刺針を先端より出没可能に内挿する外套手段(保護管3)と、前記形成される瘻孔を拡張する拡張手段(ダイレーター6)と、該拡張手段により拡張された瘻孔部に経鼻的あるいは経口的にプロテーゼ5を導入、留置する、後端部に前記プロテーゼを分離可能に取り付けた導入手段(ガイドワイヤー4)より構成した。また、前記穿刺手段及び導入手段は、穿刺針付きのフレキシブルワイヤー7として一体に形成しても良い。 (もっと読む)


【課題】ひとつの切開創に複数の処置器具を適用可能な挿入器具において、処置器具のサイズや配置を自由に設定することができ、製造が容易な医療用処置具の挿入器具を提供すること。
【解決手段】本発明の医療用処置具の挿入器具は、切開創を開いた状態に保持する開創手段の体表側に配置され、弾性部材のプレートよりなるキャップ部材4であって、該キャップ部材4の表面に体腔内への予めの開口孔を設けずに、医療用処置具等のポートが設定可能な範囲を示すポート設定部位41を画定して構成する。前記ポート設定部位41は、好ましくは、厚さ1.5mm以上、3.0mm以下、引張り伸び率600%以上、引裂き強度35kN/m以上、50kN/m以下の透明な弾性部材で形成し、ポート設定部位の周辺は不透明に形成する。また、前記キャップ部材4は、前記開創手段と着脱可能に形成することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】多重針の隣接する針基を嵌合するさい、針基相互の位置合わせの必要がなく、盲目的に挿着可能で、回動動作を確実に規制できる多重針基の嵌合部を提供すること。
【解決手段】多重針の隣接する外側の基、及び、内側の基の嵌合部において、一方は、基の外周面に多数の同一形状の突起を設け、他方は、基の内周面に前記突起に適合する多数の同一形状の溝を設け、該突起及び溝各々を円周方向一周囲に亘り連続する凹凸形状として形成して、前記突起は、他方の基との接続方向に向って端部がテーパー状となる三角錐形状に形成し、前記溝は、軸に平行する方向に長さを持つ、断面をV字形状とする長溝として形成して構成した。 (もっと読む)


【課題】ひとつの切開創に複数の処置器具を適用するため、複数のポートを備える挿入器具において、ひとつひとつの占有面積を小さくしたポートを、気密性を損なうことなく、容易、かつ、有効に多数配置できる医療用処置具の挿入器具を提供すること。
【解決手段】本発明の医療用処置具の挿入器具は、弾性部材よりなり、医療用処置具等のポート部として、表面部から底部に向って径を縮小して傾斜する、例えば、すり鉢状、ボール状、あるいは、断面をサイン曲線に類する形状とした複数の窪み41を備えた、開創手段の体表側に配置するキャップ部材4として形成され、好ましくは、前記窪み41は、キャップ部材4表面全体に連続した凹凸形状であり、複数の径を備え、体腔内への予めの開口孔を設けないものとして形成し、前記キャップ部材4は、前記開創手段と着脱可能に形成して構成した。 (もっと読む)


【課題】使用中、外筒管と穿刺針の意図しない脱離を防止し、また、穿刺針による外筒管の損傷の危険を低減した使用勝手に優れた硬膜外針を提供すること。
【解決手段】外針先端11をヒューバーポイントに形成した内外2重針よりなる穿刺針10と、該穿刺針の外針1を摺動自在に被覆する、湾曲形状に癖付けされた可撓性樹脂からなる外筒管40とにより構成し、前記穿刺針10の外針基2及び外筒管基5に、外針1のヒューバーポイント11の曲がりと外筒管40の湾曲42の向きが同一となる特定位置でのみ嵌合する、着脱自在で、かつ、容易に離脱しない嵌合係止手段を備えて構成した。 (もっと読む)


【課題】ひとつの切開創に複数の処置器具を適用する挿入器具において、はじめに処置器具を設定した挿入ポートから、体腔内の広範囲の術野を無理なくカバーすることのできる医療用処置具の挿入器具を提供すること。
【解決手段】切開創を開いた状態に保持するため、切開創より挿入され体腔内に位置させる可撓性の体腔側リング1と、該体腔側リング1と対向配置して体表側に位置させる体表側リング2と、両端部を各々体腔側リング1及び体表側リング2に接続し体腔内から体表側に位置させる筒状のシート3とを備えてなる開創手段と、該開創手段の上部に配置して、体外から体腔内への医療用処置具や内視鏡の挿入口となる複数のポート42を備えたドーム状の湾曲面などに形成されたプレート部材4とにより構成し、該プレート部材4は、開創手段に対して円周方向に回動自在で、かつ、所望の位置で固定可能として構成した。 (もっと読む)


【課題】超音波探触子の超音波等の検出波の照射方向との角度が小さくなっても、明瞭に画像化することができる穿刺針を提供する。
【解決手段】1つの実施の形態によると、穿刺状態を超音波画像により観察しながら穿刺を行う超音波用穿刺針は、穿刺針本体の先端に刃先が形成されており、穿刺針本体の所定の位置に、三角錐状の窪みによる少なくとも1つのコーナーキューブミラー12が形成されている。超音波探触子から発振された超音波は、コーナーキューブミラー12で反射して超音波探触子20に戻されるため、超音波の照射経路と穿刺針の軸との成す角度が小さい場合でも、反射波は超音波の入射方向と同じ方向に向かい、確実に超音波探触子に戻される。 (もっと読む)


【課題】眼球や周囲組織への安全性、個体差を吸収して多くの人に適用可能な汎用性、他のドレープを不用とするなどの利便性を備えると共に、術野に溜まる水や分泌物を、人手を掛けずに容易かつ確実に排除することのできるドレープ付き開瞼器を提供すること。
【解決手段】眼瞼を囲繞し、顔面に接して装着される可撓性を有する上リングと、結膜嚢内に挿入され、瞼結膜側に接して装着される下リングと、柔軟な筒型薄膜の端部の一方を前記上リングへ、他方を下リングへ各々取り付け、顔面側から瞼結膜側にかけて位置する弾性シートとにより構成され、前記弾性シートの最小部の外径を、瞼裂(上眼瞼と下眼瞼の間)とほぼ同等とするか、あるいは、大きく形成してなる開瞼器において、弾性シートの一部を親水性処理したり、あるいは、吸水性材料を付設したりすることにより、術野に溜まる排液を外部に自然排出可能な排液通路を形成して構成した。 (もっと読む)


【課題】特に、内視鏡下外科手術のさいに、トロカールや小切開創から体腔内に挿入され、臓器等を圧排保持するための器具において、体腔内での操作上の自由度が高く、安定した確実な圧排が可能で、かつ、構造が簡易で製造が容易な低コストの圧排器具を提供すること。
【解決手段】柔軟性を備え、楕円あるいは楕円類似形状に形成される、組織の圧排面となる面状シート1と、該面状シート1の縁部周囲に固着して環状を形成する、超弾性合金21を含んで弾性復元力を備えたフレーム2とにより構成し、前記面状シート1に貫通して、あるいは、前記フレーム2に付設して、少なくとも1つで、好ましくは、複数を一対として、一対あるいは複数対を備える通孔部3を設けて構成した。 (もっと読む)


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