説明

香港塔祈巴那電器有限公司により出願された特許

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【課題】1線式コード状発熱線でありながら、温度検知素線および短絡検知素線を高分子層の外周に交互に一定のピッチで螺旋状に巻き、温度制御回路と線間短絡保護回路とを分離することにより、精度が高く安定した温度制御機能とバラツキが少なく安全性の高い線間短絡保護機能を得ることができ、経済的にも優れたコード状発熱線装置を提供する。
【解決手段】巻芯1に発熱素線2を螺旋状に巻回する。その回りに高分子層3を形成し、その外周に温度検知素線4と短絡検知素線6とを交互に一定のピッチを保ち、且つ高分子層3に食込む形で螺旋状に巻き、さらにその上に絶縁被覆層5を形成する。温度検知素線4と短絡検知素線6は空間的に分離され、これにより温度検知素線4による温度制御および短絡検知素線6による線間短絡保護を各々独立して高精度でバラツキなく行うことができる。 (もっと読む)


【課題】コンデンサ入力形の電源を利用しても線間短絡保護機能を確実に確保でき、温度制御器自身の消費電力も抑制して高い安全性を担保するとともに安価な部品を使用できる経済的に優れた採暖用温度制御器を提供する。
【解決手段】AC電源のN極側が正の半サイクルの時、コンデンサCfは充電期間に当たり、整流回路部の入力側はダイオードDfの順方向電圧降下分しか電圧印加されないので、温度ヒューズ一体形加熱用抵抗器RF1には殆ど電流は流れず加熱は起きない。しかし、AC電源から見ると、コンデンサCfがAC100Vの半波で充電されるので、それに同期してAC電源のN極から発熱素線2,高分子層3,温度検知素線4を通ってH極を結ぶ線間短絡保護経路には半波のAC100Vが加わった状態となっており、保護機能は維持される。 (もっと読む)


【課題】絶縁被覆のない温度検知素線および過熱検知素線を高分子感熱層の外周に交互に一定の間隔で螺旋状に巻き、直流と交流電圧が重畳印加されても温度制御信号と過熱保護信号とを分離する回路を設けることにより、各々安定した温度制御信号と過熱防止信号を得ることができる、経済的に優れたコード状発熱線を提供する。
【解決手段】巻芯1に発熱素線2を螺旋状に巻回する。その回りに高分子感熱層3を形成し、その外周に過熱検知素線5と温度検知素線4を交互に一定のピッチ間隔で螺旋状に巻き、さらにその上に絶縁被覆層6を形成する。温度検知素線4からの電気信号から過熱検知素線5の電気信号を差し引くと交流インピーダンスが除去された温度制御信号が算出される。これにより温度検知素線4による温度制御および過熱検知素線5による過熱防止制御を高精度で行うことができる。 (もっと読む)


【課題】局部過熱検出のための温度対インピーダンス特性の傾き(サーミスタB定数)が大きく、且つ熱劣化耐久性に優れ、温度対インピーダンス特性の経時変化が少なく、長期間安定した高い信頼性を有する高分子感熱検知体を提供する。
【解決手段】本発明による高分子感熱検知体1は、高分子感熱層4を有し、この高分子感熱層4はポリ塩化ビニル樹脂および/または樹脂族ポリアミド樹脂からなる第一ポリマーと、エピハロヒドリン系重合体からなる第二ポリマーとを含有する。 (もっと読む)


【課題】漏れ磁界を大幅に低減し、異常発熱時に発熱素線と検知線とが確実に短絡でき、かつ生産効率および加工性の向上を実現することができる発熱コードを提供する。
【解決手段】本発明による発熱コード30は、第1のコード要素10と、第2のコード要素20とを含み、第1のコード要素10と第2のコード要素20を実質的に平行部分を持つように近接して配置する。第1および第2のコード要素10,20の発熱素線2a,2bを直列または並列に接続して通電したときに各発熱素線の発生する磁界が互いに打ち消されるように構成されている。 (もっと読む)


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