説明

株式会社E・C・Oにより出願された特許

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【課題】廃タイヤを、高付加価値ナノ炭素材料を選択的且つ安価に供給する実用化技術を提供する。廃タイヤの有効資源化は、C4およびC5の原油成分から複雑な処理プロセスを経て初めて合成される合成ゴム成分(ブタジエン、イソプレン等)を用いるカーボンナノチューブなどの合成よりも簡便で、工学的、社会的、経済的に合理的な廃タイヤの有効利用に資する技術を提供する。
【解決手段】廃タイヤを分解炉中で加熱分離して1次油を採取し、この1次油をさらに加熱処理して、廃タイヤの主成分であるA〜C重油成分及び固形物、硫黄からなる不純物を分離除去したカーボンナノチューブの合成原料となる残油成分である2次油を抽出し、当該残油成分である2次油をキャリヤーガスと共に、CVD装置に配置した基板上に導入して、当該基板上にカーボンナノチューブを加熱合成することを特徴とするカーボンナノチューブの製造方法。 (もっと読む)


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