説明

ターゲッティド・モレキュラー・ダイアグナスティクス・エルエルシーにより出願された特許

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【課題】薬物が毒性作用を伴うかどうか、またこの毒性作用が患者に生じやすいかどうかを確認する方法が必要とされている。これら阻害剤のリン酸化受容体標的に対する効力を維持しつつ、それらの毒性作用を回避する方法もまた必要とされている。
【解決手段】薬剤での処置に応答して細胞が脂肪酸を酸化するかどうかを同定する工程を含む、薬剤での処置に応答して毒性を予測する方法であって、前記薬剤での処置に応答して前記細胞が脂肪酸を酸化しないと同定された場合、前記薬剤は前記細胞に毒性であると予測され、または前記薬剤での処置に応答して前記細胞が脂肪酸を酸化すると同定された場合、前記薬剤は前記細胞に毒性ではないと予測される、方法の提供。 (もっと読む)


チロシンキナーゼ阻害剤などの種々のキナーゼ阻害剤、より具体的にはヘルセプチンなどのerbB阻害剤による処置について選択される患者において、器官毒性、特に心毒性が、発生するかどうかを判定する方法を開示する。さらに、可能性のある薬物が、心毒性作用を生じる可能性が高いかどうかを判定する方法を開示する。該方法は、脂肪酸酸化障害が存在するかどうかを判定するために、脂質レベル、または脂肪酸酸化酵素、pAMP活性化タンパク質キナーゼの発現、グルコースの取込みを分析することを含む。チロシンキナーゼ阻害剤などの薬物が投与される場合、脂肪酸酸化障害の確認は、毒性、特に心毒性を予測するものとして、また、器官機能を注意深くモニターする必要があるという指標として使用することができる。代謝ストレスから器官を保護するための方法および細胞の脂質含量を減少させるために脂肪細胞などの細胞を処置するための方法も開示する。 (もっと読む)


新規の二価性のErbBに基づくリガンド結合分子をその調製および使用の方法と共に開示する。前記結合分子は、組換えDNA分子から発現されるタンパク質であり得る。前記タンパク質は、どちらもErbB受容体リガンドに結合するErbB受容体の2個の細胞外ドメインを含有し得る。これらの結合分子は、リガンドに結合し、かつ隔離するトラップとして作用し、したがってそれらを細胞性ErbB受容体との結合に利用できなくする。 (もっと読む)


新しいerbBベースのリガンド結合分子を、その調製及び使用の方法とともに開示する。前記結合分子は、組換えDNA分子から発現されるタンパク質である。前記タンパク質は、活性リガンドに結合するerbB細胞外ドメインを含む。これらの結合構成分子は、循環リガンドを結合し且つ隔離するトラップとして作用し、それらを細胞性erbB受容体に結合できなくする。 (もっと読む)


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