説明

ノームオクシス インコーポレイテッドにより出願された特許

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本発明は、貧血および低酸素症の治療時に、最大で90%のエリスロポエチン使用に代えられる方法および組成物を提供するものである。この方法では、酸や塩の形態のイノシトール−トリピロリン酸(ITPP)異性体を用いてヘモグロビンのP50値をシフトさせ、これによって赤血球数が少ないときですら血液による酸素化の速度と効率を改善するものである。この新たな方法の適応症としては、感染、化学療法、早産、高度変化、機能低下した肺または心臓の機能、再生不良性貧血、骨髄異形成症候群に関連する貧血、他の原因に起因する貧血および低酸素症があげられる。
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本発明は、シクリトールのポリリン酸化誘導体およびピロリン酸誘導体を対象とする。より詳細には、本発明は、イノシトールのポリリン酸化誘導体およびピロリン酸誘導体に関する。本発明はまた、イノシトールのポリリン酸化誘導体およびピロリン酸誘導体およびその他の同様のより親油性の高い誘導体の組成物、ならびにアロステリックエフェクター、細胞シグナル伝達分子類似体、および治療剤としてのそれらの使用にも関する。
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イノシトール−トリピロリン酸は、赤血球のヘモグロビンの酸素親和性を低下させることによって赤血球の細胞膜を通って酸素を固形腫瘍へ到達させるその能力のために、ヘモグロビンのアロステリックエフェクターである。本発明は、循環赤血球中のヘモグロビンの酸素親和性を低下させるためのイノシトール−トリピロリン酸の使用に関する。本発明は、さらに、血管新生を阻害し、低酸素性腫瘍の放射線感受性を増強するためのイノシトール−トリピロリン酸の使用に関する。本発明は、さらに、種々のタイプの癌、アルツハイマー病、脳卒中および骨粗鬆症の治療のためのイノシトール−トリピロリン酸の使用に関する。
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イノシトール−トリピロリン酸は、赤血球の細胞膜を越える能力に起因するヘモグロビンのアロステリックエフェクターであり、赤血球のヘモグロビンの酸素親和力を低下させることによって、酸素を固形腫瘍に送達する。本発明は、循環する赤血球内のヘモグロビンの酸素に対する親和力を低下させる、イノシトール−トリピロリン酸の使用に関する。本発明はさらに、低酸素腫瘍の血管新生を阻害して放射線感受性を増強する、イノシトール−トリピロリン酸の使用に関する。本発明はさらに、低酸素腫瘍内のPOを増強する、イノシトール−トリピロリン酸の使用に関する。 (もっと読む)


本発明は、イノシトールトリピロリン酸のカルシウム塩、リチウム塩、ベリリウム塩、マグネシウム塩、カリウム塩、ストロンチウム塩、バリウム塩、ルビジウム塩およびセシウム塩を含めた、イノシトールトリピロリン酸の様々な塩、これらの塩を含む組成物、様々な塩を作製する方法、ならびに上記の塩の使用方法に関する。使用方法は、各種の癌、アルツハイマー病、脳卒中および骨粗鬆症を治療するために、上記の塩の有効量を個体に投与することを含む。 (もっと読む)


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