説明

ニンシア オリエント タンタル インダストリー カンパニー、 リミテッドにより出願された特許

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コンデンサ用タンタル粉末の製造方法は、(1)酸化タンタルと第1の還元剤粉末とを均一に混合することによって低酸化状態のタンタル粉末を得る工程であって、還元反応を水素及び/又は不活性若しくは真空ガス下で進行させる第1の還元工程と、(2)工程1で得られた低酸化状態のタンタル粉末と第2の還元剤粉末とを均一に混合することによってより高酸化状態のタンタル粉末を得る工程であって、還元反応を水素及び/又は不活性若しくは真空ガス下で進行させる第2の還元工程と、(3)工程2で得られた高酸化状態のタンタル粉末と第3の還元剤粉末とを均一に混合することによって最終的なタンタル粉末を得る工程であって、還元反応を水素及び/又は不活性若しくは真空ガス下で進行させる第3の還元工程とを含む。還元剤の酸化生成物及び残留還元剤を各還元工程後に反応生成物から除去する。
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本発明は、タンタル線の断面がほぼ長方形又は長方形であることを特徴とする、タンタルキャパシタのアノードリード線用のタンタル線に関する。本発明はまた、供給材料タンタル線を準備し;供給材料タンタル線を熱処理にかけ;熱処理されたタンタル線を表面予備処理にかけ、表面予備処理されたタンタル線の上に酸化物膜を形成し;潤滑油で潤滑しながら表面予備処理されたタンタル線を圧延して、圧延タンタル線の断面をほぼ長方形又は長方形にし;タンタル線を最終アニーリングにかける;工程を含むタンタル線の製造方法にも関する。 (もっと読む)


本発明は、ニオブ亜酸化物又はニオブの粉末を調製するための方法であって、原材料としてのニオブ酸化物を還元剤と混合し、減圧又は不活性ガス又は水素ガスの雰囲気中において600〜1300℃の範囲の温度で反応を行い、反応生成物を浸出させて残留した還元剤と還元剤の酸化物と他の不純物を除去し、減圧又は不活性ガスの雰囲気中において1000〜1600℃の範囲の温度で熱処理し、そしてふるいにかけてコンデンサグレードのニオブ亜酸化物又はニオブの粉末を得ることを含む前記方法に関する。本発明にしたがえば、ニオブ酸化物は、鉱酸により容易に除去することができる還元剤により、直接、コンデンサグレードのニオブ亜酸化物又はニオブへと還元され、その際、反応の速度を制御することができ、反応により直接ニオブ酸化物をコンデンサグレードのニオブ亜酸化物又はニオブの粉末へと還元することができる。本発明にしたがえば、本方法は簡単であり、収率が高く、生産性が高い。得られる生成物は、流動性がよく、不純物が少なく、酸素の分布が均一であり、電気特性がよい。 (もっと読む)


本発明において、タンタル及び/又はニオブの粉末のような金属粒子を球状に造粒し塊成化する方法が記載され、この方法は次のステップを含む:a)金属粒子を細かく砕いて50μm未満のD50を有する細かい粒子を形成させるステップ;b)揮発性液体を含む細かく砕いた金属粒子(例えば、揮発性液体を含む、タンタル及び/又はニオブの粒子)を造粒して湿潤球状粒子を形成させるステップ;c)湿潤球状粒子を静置乾燥し、揮発性液体を除去して、嵩密度が増加した流動性予備塊成化粒子を形成させるステップ;d)予備塊成化粒子を熱処理するステップ;e)熱処理した粉末を篩にかけて、流動性塊成化粒子を得るステップ。本発明は、球状の流動性塊成化金属粒子、及び、特に、性質が改善されたタンタル及び/又はニオブの粒子を提供する。本発明の塊成化タンタル粉末は、少なくとも約2.0g/秒の流量、約0.2から約6.0m/gのBET表面積、少なくとも1.0μmのFSSS、約1.2g/cmから約5.5g/cmのスコット嵩密度を有する。本発明の塊成化ニオブ粉末は、少なくとも約1.0g/秒の流量、約0.5から約8.0m/gのBET表面積、少なくとも1.0μmのFSSS、約0.7g/cmから約3.5g/cmのスコット嵩密度を有する。前記のタンタル及び/又はニオブの金属粒子は、焼結アノードの細孔径分布を改善し、ペレットの破壊強度を増大させる。本発明は、さらに、本発明によるタンタル及び/又はニオブの粒子から製造される、約5,000μFV/gから約300,000μFV/gの容量を有する電解コンデンサーアノードを提供する。
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