説明

ユニベルシテ・デ・シヤーンス・エ・テクノロジー・ドゥ・リルにより出願された特許

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本発明の一つの主題は、SPRおよび電気化学法による検出のために同時にまたは独立して用いられる固体支持体を形成するために、金属の少なくとも一つの層と、透明導電性酸化物(TCO)、特にスズドープ酸化インジウム(ITO)の少なくとも一つの層で覆われた、透明固体支持体に関する。本発明は、特に高周波(RF)発生器を含んでなるデバイスを用いたカソードスパッタリングにより、このような支持体を作製するための方法に関し、このデバイスも本発明に含まれる。本発明のもう一つの主題は、このような支持体を含んでなるまたは用いる、表面プラズモン共鳴(SPR)および/または電気化学プラズモン共鳴による有機または無機化合物の検出または同定のためのキットおよび方法である。
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本発明は、イオンMALDIマトリックスを用いる組織切片におけるペプチド/タンパク質発現を調べるための改良法、または、組織切片における少なくとも1種類の化合物、特にタンパク質の発現マップを決定するための改良法に関する。
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本発明は、少なくとも1種類の(A−X)−B接合体(式中、Aは既知分子量のタグ分子であり、Xは試料の脱離/イオン化の際に開裂されるリンカーであり、nは少なくとも1の整数であり、Bは上記タグ分子に特異的に結合する結合分子である)を用いて、組織切片における少なくとも1種類のターゲット分子マップを決定する方法に関する。MALDI質量分析法を用いるときには、上記リンカー分子Xは、上記MALDIレーザーの波長で光開裂可能であるときには、試料のレーザー照射の際の光解離によって開裂することができる。あるいは、UV−MALDI、IR−MALDI、SIMSまたはDESI質量分析法を用いるときには、上記リンカー分子Xは、試料の脱離/イオン化の際に断片化によって開裂することができる。
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