説明

ヨーロピアン・エアロノーティック・ディフェンス・アンド・スペース・カンパニー・イーエーディーエス・フランスにより出願された特許

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熱硬化性マトリクスを有する複合材料から作られた部材(1)を製造するために、部材(1)の少なくとも1つの要素(3)は熱硬化性樹脂で予備含浸された繊維のストリップをベースとして別個に製造され、前記要素は、一方で、前記要素(3)が前記部材(1)のその後の製造操作の間に常温でのその保存を保証するために十分な化学的安定性と、そのハンドリングを保証するためおよびその剛性を保持するために十分な寸法安定性との両方を達成している段階まで、他方で、前記第1の要素を形成する材料がその温度を少なくとも局所的に上昇させることによって前記第1の要素の塑性成形(34)を可能にする熱可塑性を持つような段階までを限度に、前記第1の要素の樹脂を部分的に重合させる効果を有する部分的な熱硬化(32)を受ける。
その後の工程において、前記第1の要素(3)は、硬化させる熱硬化を受けていないか、または部分的な硬化(32)を受けている第2の要素(2)と一緒に組立てられ、前記2つの組立てられた要素は、前記2つの要素の樹脂の完全かつ均一な重合をもたらし、前記複数の要素の間に分子結合を形成させることを保証する熱硬化(50)を同時に受ける。
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本発明は、主として複合体部品10、11にプレプリグでできた複合体部品8を挿入することによって繊維状乾燥予備成形品8を製造することからなる複合体RTM部品23の製造方法に関する。第1樹脂で予備含浸した該部品は部分的に重合する。集合体を型16内に置く。第2樹脂を型内に射出し、乾燥繊維7を含浸する。2つの樹脂は同時に重合する。予備含浸部品10、11の部分重合は両樹脂の間に良好な化学結合を生じる。予備含浸した部品10、11はRTM部品より特に圧縮において良好な機械特性を有する。これは特に応力の方向における繊維12の良好な配列及び高い容積比によるものである。予備含浸した部品で強化された最終要素23は、予備含浸強化のない同一のRTM要素より特に圧縮において良好な機械特性を有する。本発明は該方法で得られたロッドにも関する。 (もっと読む)


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