説明

株式会社九州クボタ化成により出願された特許

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【構成】 立設ポール10は、ポール本体12を含み、たとえば船舶係留用ポールとして用いられる。ポール本体12の内部には、通水管42が挿通され、通水管42の後端には、圧送ポンプ108の送水管112と回転可能に接続される接続部52が設けられる。また、ポール本体12の先端には、ドリル14が設けられる。ドリル14には、通水管42の先端と連接されて、ドリル14を回転軸方向に連通する水噴出用通路36が形成される。このような立設ポール10を水底100に立設する場合には、ドリル14の回転推進力および高圧水の噴射の双方を利用して水底100を掘削しながら先端部を水底100に差し込んでいく。
【効果】 高圧水の噴射によるガイド穴の形成と立設ポールの水底への差し込みとを同時に行えるので、礫層や貝殻層などを含む硬い水底に対しても容易に設置でき、作業効率を高めることができる。 (もっと読む)


【構成】 海洋構造物用パイプ部材10は、たとえば養殖筏100の構成材として用いられるものであり、軟質合成樹脂からなる樹脂管18を備えている。樹脂管18の両端は密閉されており、その中には、金属管20がルーズな状態で収容されている。つまり、樹脂管18の内周面と金属管20の外周面とが接着等されておらず、そして、金属管20の寸法が、曲げまたはせん断力に対して樹脂管18を金属管20により補強可能な範囲内において、樹脂管18の寸法よりも大きくなってしまうことがない所定の値に設定されている。
【効果】 両端を密閉した樹脂管の中に金属管を収容するだけで、海洋構造物用パイプ部材を簡単にかつ安価に製造することができる。さらに、樹脂管の中に金属管がルーズな状態で収容されているため、樹脂管の線膨張率と金属管の線膨張率との差に起因する破損等の不具合も生じない。 (もっと読む)


【構成】 立設ポール10は、合成樹脂製のポール本体12およびドリル14を含み、たとえば船舶係留用ポールとして用いられる。ポール本体12は、円筒状のポール部材16を連結して形成され、その先端にはドリル14が設けられる。ドリル14の刃部(22)は、2枚重ねの板(26)を捻った形状を有し、その両側縁(28)は共に外側螺旋を形成する。この立設ポールを水底(100)に差し込む際には、ドリル14の刃部(22)が上向きと下向きとを交互に現出させる螺旋面(30)を有することによって、泥の入り込みおよび排出が効率良く行われるので、立設ポール10はスムーズに水底(100)に差し込まれていく。
【効果】 適度なドリル強度を保持できると共に、水底への差し込みが容易となる。 (もっと読む)


【構成】 立設ポール10は、合成樹脂製のポール本体12およびドリル14を含み、たとえば船舶係留用ポールとして用いられる。ポール本体12は、円筒状のポール部材16を連結して形成され、その先端にはドリル14が設けられる。ドリル14は、長平板を捻った形状を有し、両側縁(28)は共に外側螺旋を形成する。この立設ポール10を水底(100)に差し込む際には、ドリル14が上向きと下向きとを交互に現出させる螺旋面(30)を有することによって、泥の入り込みおよび排出が効率良く行われるので、立設ポール10はスムーズに水底(100)に差し込まれていく。
【効果】 ドリルが軽量化される上、差し込み時のドリルの排泥効果が大きいので、立設ポールの水底への差し込みが容易となり、設置作業を容易に行うことができる。 (もっと読む)


【構成】 生簀枠12は、パイプ18と支柱34とを備えており、魚介類の養殖を行うための生簀10に用いられる。パイプ18は、ポリオレフィン系樹脂からなる被覆部26で金属管24の外周面を被覆したものであり、たとえば、金属管24の外周面に樹脂管を密着させることによって形成される。また、支柱34は、パイプ18の被覆部26と同じポリオレフィン系樹脂からなる被覆部38で金属製の軸材36の全体を被覆したものである。たとえば、軸材36は、複数の筒体40と、それらの筒体40を連結する連結体42とを含み、この複数の筒体40のそれぞれにパイプ18を挿通させることによって、当該パイプ18の相対的な位置関係が保持される。
【効果】 波や潮流に対しての強度を確保することができるとともに、生簀枠の製造コストを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】容易に製作できるようにしながら、育苗時には複数の鉢体を互いに近接させて効率良く設置でき、定植時には苗の種類に応じた定植ピッチで確実に定植できるようにする。
【解決手段】略同一寸法の筒状に形成してある育苗用鉢体1の複数が、筒軸芯を互いに略平行に沿わせて、かつ、筒軸芯に略直交する方向に間隔を隔てて一連に連結され、各鉢体において育苗された苗がその鉢体と共に連結状態で定植可能に構成されている連結鉢体であって、互いに隣り合う鉢体どうしが、作物の種類に応じた定植ピッチと略同じ配設ピッチDで連結され、二つの同一連結鉢体Aを互いに略平行に隣り合わせて並置した状態で、一方の連結鉢体において互いに隣り合う鉢体どうしの間に、他方の連結鉢体における鉢体の側壁部を嵌合可能に形成されている。 (もっと読む)


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