説明

フェストアルピネ クレムス ゲーエムベーハーにより出願された特許

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【課題】高強度鋼板及び超高強度鋼板からロールフォーム成形された部品を製造する方法であって、遅れ破壊や脆性破壊の発生を防止するために使用できる方法を提供する。
【解決手段】引張強度が780MPaを超える高強度鋼板及び超高強度鋼板から、ロールフォーム成形された部品を製造する方法であって、鋼板のストリップをロールフォーミング設備に供給し、ロールフォーミング設備において、対向するロールスタンド間に鋼板ストリップを通すとともに、鋼板ストリップに成形ローラを作用させることによって鋼板ストリップを変形させる工程、及び変形させた鋼板ストリップの塑性変形領域における水素による脆性破壊を防止するために、スタンピング、据込み鍛造、曲げ加工、並びに過曲げ曲げ戻し加工より成る群から選択される少なくとも1種の処理により、塑性変形領域に圧縮応力を加える工程、及び/又は、切削加工又は研削加工により、前記塑性変形領域を除去する工程、を備える。 (もっと読む)


本発明は硬化形材、特に硬化されたスリット形材を製造するための方法であって、形材(1)は少なくとも部分領域ごとに基材のオーステナイト化温度以上の温度に加熱され、次いで、前記形材(1)は加熱後に限界硬化速度を上回る速度で冷却され、前記加熱に要されるエネルギーは少なくとも部分的に誘導加熱によってもたらされ、前記形材(1)の断面全体にわたって温度勾配または硬度勾配あるいはその両方を調整するために前記形材(1)の内部に自由端縁が配設され、前記端縁の大きさ、種類および広がりは所望の硬度または硬度勾配あるいはその両方が得られるように設定されている方法に関する。
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