説明

株式会社協林により出願された特許

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【課題】ホウ素化合物の持つセルロースに対する脱水炭化作用と熱溶融特性と、ハニカム構造体の低熱伝導特性との相乗効果により、セルロースをホウ素化合物で難燃処理を行うことで、極めて簡単で環境負荷が少なく高性能な耐火セルロース系ハニカム構造体を提供することを目的とする。
【解決手段】中空構造を有するセルロース積層材1であって、ホウ酸とホウ砂の混合比が概ね4:6のホウ素化合物5を含浸させるため、15〜50重量%の濃度の前記ホウ素化合物5を溶解させたPH7前後の水溶液を60〜80℃に加温し、該水溶液に前記セルロース積層材1を浸漬して前記ホウ素化合物5を含浸させたことを特徴とする耐火セルロース系ハニカム構造体。 (もっと読む)


【課題】主要構成材料が木材及び木質材料からなり、国土交通省の定める特定防火設備の基準を十分クリアーする性能を持ち、低コストで量産可能なフラッシュ構造の軽量な木製防火ドアーを提供することを目的とする。
【解決手段】芯材2によって骨組み構造が形成されるフラッシュ構造の木製防火ドアー10であって、前記骨組みの所定の空間に、ハニカム状のコア材7が充填され、該コア材の表面及び裏面に和紙6が貼り付けられ、前記両側の和紙の表面にファイバーボード3が貼り付けられ、該ファイバーボードの表面に合板4が貼り付けられ、該合板の表面に和紙5が貼り付けられ、該和紙の表面に仕上げ材1が貼り付けられており、前記コア材、和紙、ファイバーボード、合板及び仕上げ材がいずれもホウ素系化合物を含浸させることにより難燃化処理されていることを特徴とする木製防火ドアー。 (もっと読む)


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