説明

ハイデルベルク エンジニアリング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングにより出願された特許

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【課題】加齢黄斑変性(「AMD」)を治療するシステムを提供する。
【解決手段】加齢黄斑変性を治療するシステムは、病変組織部分をマーキングする非中心対称分子を有する薬剤を含む。光学アセンブリは、それぞれが約2μm×2μm×20μmのボリューム寸法を有する、病変組織部分における複数の焦点にレーザー・ビームの焦点を合わせる。比較的小さいボリュームの各焦点に光子が多く集中することによって、2つの光子は、極めて短時間(例えば、10−13秒)にマーキング剤における単一分子と相互作用する。結果的に生じる励起電子状態(例えば、3eV)は、病変組織を死滅させるように酸素を変換するようマーキング剤を誘導するのに十分である。さらに、光子と、マーキング剤における非中心対称分子との相互作用は、イメージング用に用いることができる第2高調波発生(SHG)応答を引き起こすことになる。 (もっと読む)


【課題】病気の徴候が明らかになる前に緑内障の発症を予測するためのシステム及び方法を提供すること。
【解決手段】緑内障の発症を予測するためのシステム及び方法は、有限要素モデル(FEM)を使用して、眼の内側の視神経乳頭(ONH)の応答プロファイルを得る。これを行うために、加えられた差圧(たとえば約8kPaの範囲にわたる)の始めと終わりにそれぞれ取られるONHの第1及び第2の画像からのデータによって、FEMがプログラムされる。次いで、FEMは、一連の圧力上昇を受け、結果として生じるプロファイルは、緑内障の発症を予測するために実験データと比較される。 (もっと読む)


【課題】画像光ビームの回折限界点広がり関数(DL−PSF)を最適化する眼科画像システム及び方法を提供すること。
【解決手段】眼科画像システムは、光源と、集束光学部品と、補償光学部品と、両方の光学部品を連係させるコンピュータとを含む。詳細には、補償光学部品は、眼によって画像光ビーム中に生じた静的収差をほぼ完全に補償するカスタム位相板を含む。さらに、コンピュータは、動的収差により生じる動作誤差信号を測定する。次に、コンピュータは、誤差信号を使用して補償光学部品を制御し、それによって静的及び動的な収差両方を補償することでDL−PSFを最適化する。一代替実施例では、アクティブ・ミラーを補償光学部品に含めて、動的収差をさらに補償することができる。 (もっと読む)


【課題】眼中の網膜組織をイメージングするためのシステム及び方法を提供すること。
【解決手段】このシステム及び方法は、組織を刺激するために、超短パルス及び入力波長(λι)を有する入力光ビームを発生させる。イメージングされている特定のタイプの組織に応じて、網膜組織は入力ビームに、異なる波長(λτ1及びλτ2)の第1の成分及び第2の成分を有する光の戻りビームを発生させることにより応答する。次いで、イメージング・ユニットが戻り光を受け取って、戻り波長(λτ1対λτ2)に応じて組織をイメージングする。更に、網膜から戻る光を評価して眼によって導入された光学収差及び位相収差を測定し、収差を除去することにより入力ビームを補償する補償器、例えばアクティブ・ミラーをプログラムするために、センサ・ユニットが使用される。 (もっと読む)


【課題】円錐角膜にかかった角膜を早期に診断できるシステムの提供。
【解決手段】円錐角膜の発症を診断するシステム及び方法は、眼の角膜を、角膜の形状を変化させる圧力にさらす工程を必要とする。角膜の前面のトポグラフィがマッピングされ、マッピングされたトポグラフィは、次いで、角膜の数学的モデルにフィッティングされる。次に、角膜の生体力学的パラメータに対応する測定値がモデルから取得され、コンピュータが使用されて、生体力学的パラメータを評価して、その角膜が円錐角膜であるかどうかを診断する。 (もっと読む)


【課題】光線から収差を除去する装置及び方法を提供すること。
【解決手段】波長「λ」の光線のためのカスタム位相板は基本の屈折率「n」を有するプラスチックの板材を含む。この板材の表面には異なる屈折率を有する隣接した複数のスポットが形成されている。そして、このスポットは、光線から光学収差を除去する回折パターンを確立する。具体的には、各スポットは、kλ/10(ここでk=1〜10)に等しい、基本の屈折率(n)に対する選択された光路差(OPD)を有する。更に、パターン内の各スポットについてのOPDは、プラスチック材料を超短パルスのレーザ光で加熱することによって個別に確立される。 (もっと読む)


【課題】眼の網膜中の所定の深さにおける組織細胞を画像化するためのシステム及び方法を提供すること。
【解決手段】このシステム及び方法は、屈折誤差を補償するコンポーネントを備えている。具体的には、このシステムは、基本的に、互いに共同して動作する3つのサブアセンブリを備えている。前方光学収差を測定するための第1の光ビームを眼の中に導くための第1のサブアセンブリが存在している。また、第2の光ビームを網膜組織を介して組織細胞が位置している所定の深さまで導くための第2のサブアセンブリが存在している。この第2の光ビームを使用して、網膜組織によって導入される位相収差が測定される。また、組織細胞の画像を生成するために該組織細胞に第3の光ビームを導くための第3のサブアセンブリが存在している。第3の光ビーム中の前方光学収差及び位相収差は実質的に除去されており、組織細胞のより鮮明な画像が提供される。 (もっと読む)


光のビームの非対称収差を補償するためのデバイスが、ビーム経路上に位置付けられた少なくとも1つの二重補償器を含む。構造上、二重補償器は、2つの並置されたプレートを含み、それぞれがその上に付与された同じパターンを有する。しかし、パターンは互いに対して角度αにわたって回転されている。次いで光ビームの非対称収差を補償するために、二重補償器のプレートが、一体として、ビーム経路上で角度βにわたって回転される。適切なパターンを有する二重補償器を、非点収差、コマ収差、および矢状収差を補償するために一括して使用することができる。
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加齢黄斑変性症を治療するシステムは、罹患組織領域に標識を付ける薬剤を含む。さらに、同システムは、レーザ光線を発生させるフェムト秒レーザ光源を含む。さらに、光学組立体が、レーザ光線を罹患組織領域内の複数の焦点に合焦し、各焦点は体積測定値約2μm×2μm×20μmを有する。比較的小体積の各焦点内の光子濃度の増大により、2つの光子が、非常に短い時間間隔(例えば、10’’13SEC)以内に標識薬剤の1つの分子と相互作用する。結果として発生する励起電子状態(例えば、3eV)は、標識薬剤に、酸素に罹患組織を殺させるように酸素を変換させるのに十分である。
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