本発明は、一般式Ｉのアミノアルコール誘導体に関する。これらの誘導体は、脂質酸化ストレスの二次生成物を阻害するという点で興味深い活性を有し、反応性カルボニル化合物の存在に関連する全ての障害における治療的使用に適している。
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神経変性疾患、慢性炎症性疾患、心血管疾患、糖尿病合併症および白内障などの極めて多くの慢性病変の発症の一因となることが知られている、脂質酸化ストレス由来の二次生産物に対して、特に、マロンジアルデヒドおよびヒドロキシノネナールなどの不飽和アルデヒドに対して、興味深い遮断活性を有することが判明した、ヒスチジン残基を含むジペプチド化合物。 （もっと読む）

Ｄ−カルノシン親油性誘導体は、Ｌ−カルノシンに比べて高いバイオアベイラビリティー（bioavailability）を特徴とし、肺への分布を目的とし、そこでタバコの煙によって誘発される細胞毒性カルボニル化合物に対して解毒活性を発揮することができることが開示されている。
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