説明

エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲーにより出願された特許

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【課題】癌腫瘍の診断および処置手段の提供。
【解決手段】抗CD44モノクローン抗体H460−16−2の使用と、該モノクローン抗体H460−16−2に特異的に結合するCD44の抗原性部分を発現する細胞の存在を決定する結合アッセイ用のモノクローン抗体H460−16−2の使用。モノクローン抗体H460−16−2は、腫瘍に対する細胞毒性反応を引き起こすための手段として、必要に応じて1種類以上の化学療法薬と組み合わせて使用できる。 (もっと読む)


【課題】CD44抗原性部位を発現するヒト腫瘍の処置ならびに癌細胞の検定方法および単離方法を提供する。
【解決手段】ヒト腫瘍由来の組織試料を生体外において提供するステップと、PTA−4621としてATCCに寄託されたハイブリドーマにより産生される、単離モノクローナル抗体またはその抗原結合フラグメントを提供するステップと、抗悪性腫瘍薬シスプラチンを提供するステップと、前記単離モノクローナル抗体またはその抗原結合フラグメント及び抗悪性腫瘍薬シスプラチンの組合せを前記組織試料と接触させるステップと、ならびに、前記単離モノクローナル抗体またはその抗原結合フラグメントと前記組織試料との結合を測定するステップとを有し、それにより前記組織試料中での前記癌細胞の存在を示すことを特徴とする結合検定法。また、前記単離モノクローナル抗体またはその抗原結合フラグメントと前記組織試料との結合により、癌細胞が単離可能。 (もっと読む)


本発明は、新規スクリーニングパラダイムを用いて癌様疾患修飾抗体を生産するための方法に関する。本法は、終末点として癌細胞傷害性を用いて抗癌抗体を分離することによって、治療および診断のための抗癌抗体の生産を可能とする。これらの抗体は、癌の段階判定および診断に役立てるために使用することが可能であり、かつ、一次腫瘍、例えば、前立腺または乳房癌腫、および腫瘍転移物を治療するために使用することが可能である。この抗癌抗体は、トキシン、酵素、放射性化合物、および造血細胞に接合させることが可能である。 (もっと読む)


本発明は、癌性疾患の診断と治療に関するものであり、詳しくは、原発及び転移のヒト腫瘍細胞の細胞傷害性への介在に関するものであり、最も詳しくは、そのようなヒト腫瘍、たとえば、肝細胞から生じる原発又は転移の腫瘍部位において細胞傷害性反応を惹起するための手段として、任意で1以上の化学療法剤を併用する、単離されたモノクローナル抗体又はその癌性疾患緩和抗体(CDMAB)の使用に関するものである。本発明はさらに、本発明のCDMABを利用する結合アッセイに関するものである。 (もっと読む)


本発明は、スクリーニングの新規パラダイムを使用して、患者の癌性疾患修飾抗体を産生する方法に関する。本プロセスは、エンドポイントとして癌細胞への細胞傷害を使用して、抗癌抗体を分離することによって、治療目的および診断目的のための抗癌抗体の産生を可能にする。抗体は、癌の病期分類および診断の補助において使用でき、原発腫瘍および腫瘍転移を治療するために使用できる。抗癌抗体は、毒素、酵素、放射性化合物および造血細胞にコンジュゲートできる。
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