説明

サーモ エレクトロン サイエンティフィック インストルメンツ リミテッド ライアビリティ カンパニーにより出願された特許

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所望の光学的帯域で全体的な光源の非効率性を最小化するために、絶縁性ハウジングに結合された所望の赤外線光源素子を含む赤外線(IR)光源装置が導入される。赤外線光源は絶縁体中に設計された空洞に接触し、その結果、IR光源像が絶縁体材料及び赤外線素子の平均化したものとなるような方法で、絶縁体自身が機械加工されるか、又は構成される。本発明のこのような配置は、波数が約1500未満の、より多くの場合、波数が約1100未満の、更には特に、波数が約1079でのIR光源の放射率を増加させる。それ故に、赤外線光源と絶縁体が組み合わされた放射率は、スペクトル発光を実質的に増強し、且つ、赤外線光源表面の酸化物形成に由来するスペクトル上の人為現象を除去するか、又は減少させる。
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X線分光器は解析中の試料からエネルギー分散スペクトルを収集し、試料中に存在し得る候補元素のリストを生成する。その後、波長分散スペクトル収集手段は、候補元素のいくつかまたはすべてのエネルギー/波長においてX線強度測定値を取得するように調整され、これによりこれらの候補元素が試料中に実際に存在するかどうかを検証する。さらに、候補元素から選択された1つ(好ましくは、試料中にその存在が検証されたもの、または試料中に存在する可能性が高いもの)のエネルギー/波長に波長分散スペクトル収集手段を調節し、次に、波長分散スペクトル収集手段が選択された候補元素の最大強度測定値を戻すまで波長分散スペクトル収集手段と試料との位置合わせを変更することにより、波長分散スペクトル収集手段と試料との位置合わせを最適化することができる。次に、他の候補元素の強度測定値はこの最適化された位置合わせにおいて収集される。
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分光器、好ましくは分光器顕微鏡において、入力光は、対物光源要素(例えば、シュワルツシルト型の対物鏡)を介して、光源から標本に提供され、光源の開口は対物光源要素の開口と合致して、標本への光のスループットを最大化する。標本からの光は、対物集光要素に集められ、カメラ要素に届けられ、さらに、光は光感受性の検出器に提供される。カメラ要素と対物集光要素との開口は、標本から検出器への光のスループットを最大化するように合致している。その結果、口径食効果による光の損失は減少し、照明の輝度及び均一性と、スペクトル測定の感度及び精度を改良する。 (もっと読む)


【解決手段】分光器、好ましくは分光顕微鏡において、標本からの光は対物集光要素にて集光され、カメラ要素に届けられ、さらに光は光感知検出器に提供される。対物集光要素とカメラ要素との間には、焦点面が設けられ、焦点面には1又は複数の開口アレイが配置され、検出器における標本の視野を、開口内の領域に制限する。異なるサイズ及び形状の開口を備えた開口アレイを利用することで、分光器の光学系を変更する必要なしに、分光器の読取値の空間分解能を変化させることができる。その結果、光学系が口径食を最小化するように最適化されているならば、口径食を不利に増加させずに、空間分解能が変化する。 (もっと読む)


分光器顕微鏡において、標本のビデオ画像を分析して、異なる外観を有し、従って仮定的に異なる特性を有する領域を確認する。次に、確認された領域のサイズ及び位置を用いて、標本を位置決めし、それぞれの領域を開口部に対して整列させ、興味がある領域からのスペクトルを収束するために適当なサイズに開口部を設定する。次に、スペクトルを分析して、標本のそれぞれの領域に存在している物質を確認する。次に、確認された物質に関する情報は、標本の画像と共に、ユーザに提示される。 (もっと読む)


【課題】 ミクロ分析データキューブのスペクトルミクロ分析及び統計学的分析を遂行する方法、並びにこのような方法を実施するための装置及びシステムを提供する。
【解決手段】 スペクトルミクロ分析を遂行するためのシステムは、データ収集の進行中に分析結果を与える。試料におけるピクセルからスペクトルが収集されるにつれて、このシステムは、スペクトルを周期的に分析して、提案される試料成分を表す基礎的スペクトルを統計学的に導出し(A)、この導出されたスペクトルは、変化する割合で合成されて、各ピクセルにおいて測定されたスペクトルを(少なくとも近似的に)生じさせる。次いで、同じ優勢な提案される成分を有し、及び/又は提案される成分の少なくともほぼ同じ割合を含むピクセルは、それらの測定されたスペクトルを合成(即ち、加算又は平均化)することができる(C、D)。次いで、これらのスペクトルは、基準ライブラリーを経て相互参照され、実際に存在する成分を識別することができる(E)。前記分析中に、前記測定されたスペクトルは、好ましくは、その測定されたスペクトルを構成するエネルギーチャンネル/インターバルの数を減少することにより及び/又は隣接ピクセルの測定されたスペクトルを合成することにより凝縮されて、データキューブのサイズを減少すると共に、分析結果を促進させる(G)。 (もっと読む)


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