説明

株式会社耐震解析研究所により出願された特許

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【課題】構造物を構成するある部材が破壊した場合における連鎖的な部材破壊を考慮したうえで、構造物の崩壊現象を解析する構造物の構造解析方法を提供することを目的とする。
【解決手段】変更モデル作成ステップS8で作成された構造解析用モデルに対して、部材の一つを削除する直前の構造解析用モデルの応力状態を作用させて自由振動解析を行う自由振動解析ステップS9と、自由振動解析ステップS9において新たに破壊された部材があるか否か判定する破壊部材判定ステップS10と、を含み、破壊部材判定ステップS10で新たに破壊された部材が無いと判定されるまで、変更モデル作成ステップS8と自由振動解析ステップS9、破壊部材判定ステップS10とを繰り返すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】重点的に点検を行うべき点検対象部材を客観的に把握することが可能な点検対象部材の決定方法を提供すること。
【解決手段】橋梁を構成する複数の部材のうちの一つを着目部材とし、着目部材に断面欠損が発生したと仮定して感度解析用モデルを作成し、終局状態に至るまで弾塑性有限変位解析を行い、その結果に基づいて、着目部材が橋梁の終局耐力に大きな影響を及ぼす虞のある要注意部材であるか否かを判定する。次に、要注意部材に断面欠損が発生したと仮定して経年解析用モデルを作成し、設計荷重に至るまで荷重増分法による弾塑性有限変位解析を行う。要注意部材の断面欠損率を変更して擬似経年解析を複数回行い、或る断面欠損率を超えると経年解析用モデルが終局状態に至ると判定された場合に、要注意部材を点検対象部材として決定する。 (もっと読む)


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