説明

オーリンス・レイシング・エービーにより出願された特許

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乗り物用装置は、操舵軸(SA)回りの回転運動が前記乗り物のステアリング装置の作用する力、または、地面に接触する前記乗り物の部分(3)に作用する力に起因しているかによって前記ステアリング装置(2)の前記回転減衰が変化するように、前記回転減衰を調整することを開示している。前記装置は、作動液を備えるとともに例えば前記ダンピングハウジングに関連して移動可能な境界部(11,11´)によって第1,2の減衰チャンバに仕切られるメインチャンバを囲むダンピングハウジング(4a)を備える。前記ダンピングハウジング(4a)は、前記地面に接触する前記乗り物の前記部分(3)を前記ステアリング装置(2)に連結する前記取付部(5,5´)に固定されている。前記ステアリング装置(2)と前記取付部(5,5´)の両方に連結されるメインバルブユニット(HVU)によって、前記ステアリングダンパ内を部分的または全体的に流れる作動液の流れが調整されることがこの発明の特徴である。この連結によって、前記メインバルブユニットのオープニングエリア(A1,A2)は、前記作動液の各ダンピングチャンバへの流れと各ダンピングチャンバからの流れが前記回転運動の原因に依存して制御されるように、前記取付部(5,5´)と前記ステアリング装置(2)との間の相対運動によって決定される。さらに、乗り物に配置されるように適合されるステアリング装置が開示されている。 (もっと読む)


装置(1)は、ステアリングアクシス(SA)回りの回転運動が乗物のステアリング装置(2)に作用する力又は地面に接触する乗物の部位(3)に作用する力によって引き起こされるかどうかに左右されて、回転減衰が変化するように、ステアリング装置(2)の回転減衰を調整する乗物について開示される。装置は、作動液を備えるとともに、例えば、ダンピングハウジング内の回転可能な範囲設定部(11,11´)によって第1及び第2ダンピングチャンバー(C1,C2)に分割されるメインチャンバーに囲われるダンピングハウジング(4a)を具備するステアリングダンパー(4)を備える。ダンピングハウジング(4a)は、ステアリング装置(2)とともに地面に接触する乗物の部位(3)と連結する取付部(5,5´)に取付られる。本発明は、ステアリングダンパーの作動液の流れが、部分的又は完全に、取付部(5,5´)及びステアリング装置(2)の双方とともに連結されるメインバルブユニット(HVU)によって調整されることが特徴とされている。この連結によって、メインバルブユニットの開口範囲(A1,A2)は、ステアリングダンパーのそれぞれのダンピングチャンバーからの及びダンピングチャンバーへの方向の作動液の流れが、回転運動が原因によって制御されるように、取付部(5,5´)及びステアリング装置(2)間の相対運動によって決定される。さらに、乗物に配置されるために適したステアリング装置が開示される。 (もっと読む)


【課題】アクチュエーターを備えている圧力レギュレーターを提供する。
【解決手段】本発明は、第一および第二のチャンバー(Vp1,Vp2)の間の液圧流れの圧力を調節するための圧力レギュレーターに関し、圧力は、ソレノイドの通電によって部分的または全体的に調節される。ソレノイドはドライバーの位置を調節し、ドライバーは、ソレノイドアーマチャーロッド(13a)のまわりに配置された、またはそれと統合されたソレノイドアーマチャー(13b)を備えており、ハウジング(2)内のソレノイドチャンバー(V)の内側において軸方向に変位可能である。ソレノイドチャンバー(V)は、ソレノイドアーマチャーロッド(13a)の一つ以上の穴(13c,13d)が第一のチャンバー(Vp1)をソレノイドチャンバー(V)に連結するという事実によってソレノイドチャンバー圧力(P)で圧力調節される。
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圧力調整器が、第1及び第3の圧力(p1,p3)で上流側及び下流側の容積部(V,V)の間の減衰媒体のフローの圧力を調節する。圧力調整器は、弁部材(3)を具備し、弁部材は軸方向の行程で移動し、座部分(2)は、第1の側面(2a)を備え、少なくとも第1及び第2の座部(4,5)を有する。弁部材(3)が座部分から移動したとき、行程を変化させる開口絞り調整フローが、これら部分の間に形成される。座部分は、少なくとも2つの平行な第1及び第2のスロットル(4a,5a)を有する。また、座部分は、第2のスロットルと直列に配置された第3のスロットル(6)を有する。第1及び第2のスロットルのフローは、行程に応じて変化し、これにより、(第1のスロットルを通る)第1のフローと(第2及び第3のスロットルを通る)第2のフローとの間の比率は、行程に応じて増加する。
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本発明は、制動液が充填され、第1及び第2のメインピストンから構成されたメインピストン集合体によって第1及び第2の減衰チャンバーに分割された減衰シリンダーを具備する緩衝装置に関する。第1及び第2の流量制限器によって流れ方向の境界が定められた連続的な導管を有するメインピストンはピストンロッドに装着されている。ピストンロッドは軸方向に延び連続的な空洞を有する。空洞を通って制動液が圧力リザーバの加圧チャンバーと各減衰チャンバーとの間を流れる。制動液は、メインピストン集合体の第1及び第2のメインピストンによって境界が定められた空間を介して、戻り及び圧縮流量制限器によって境界が定められた加圧導管を介して各減衰チャンバーへと流れる。本発明は、戻り又は圧縮ストロークの初期において、各減衰チャンバーと空間と間の流れを可能にするように第1及び/又は第2の逆止弁が開いていることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、液圧式ショックアブソーバ(1)中の第1及び第2の減衰チャンバ(C1,C2)間の減衰媒体を制御する弁構成体(8,9)に関する。弁構成体(8,9)の少なくとも1つが、第1の減衰媒体の流れ(DF)を通過させる弁ピストン(13)を含む第1の弁(10)と、この第1の弁(10)と並んだ、軸方向に移動可能な第1の弁本体(15)を有する第2の弁(11)とを有する。弁座(16)に対する第1の弁本体(15)の位置は、電気制御アクチュエータ(17)によって決定される。第1の弁本体(15)と弁座(16)との間に形成された可変流れ開口は、第2の減衰流体(DF2)を通過させる。本発明は、アクチュエータ(17)と第1の弁本体(15)とが別個の弁構成体(18)に配置されていることを特徴とする。本発明はまた、このような弁構成体を有するショックアブソーバに関する。
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ショックアブソーバ弁の圧力調整器(1)は、相互間に調節可能な流量開口が創出されるよう弁ハウジング(2)中に配置された軸方向移動可能な第1弁部位(4)及び第1弁座(3)を備える。流量開口は緩衝媒体流量(q)を制限するよう構成され、その流量開口寸法(s)は第1弁部位上の力の釣り合いで決定される。力の釣り合いは、作動力(F)と、対抗保持調整力(R)の作用に対抗するばね構成からの力(Fs)の合計から主に又は部分的に創出される。ばね構成は、第1ばね定数(K1)を有する第1ばね(5)及び第2ばね定数(K2)を有する第2ばね(6)を備える。対抗保持調整力(R)は第1及び第2ばねの両方のばね特性により決定され、第1ばねはストローク(S1)の間に作動力と相互作用し、第2ばねは弁座に近い初期ストローク(S3)において第1ばねと直列に作用し、所期ストロークの寸法は第2ばねの作動範囲により決定される。 (もっと読む)


本発明は、第1及び第2の主ピストンから成る主ピストン装置によって第1及び第2の減衰チャンバに分けられており減衰媒体が充填されている減衰シリンダを具備する緩衝装置に関わる。前記主ピストン中には、ピストンロッドに取り付けられており前記フローリミッタによって流れの方向に規定されている連続したダクトが、設けられている。前記ピストンロッドは、軸方向に延び連続したキャビティを有し、このキャビティを通って、減衰媒体が、加圧タンクへの加圧チャンバと各減衰チャンバとの間を流れる。減衰媒体は、前記主ピストンによって規定されている空間を通り、第1のフローリミッタによって規定されている加圧ダクトを通って、各減衰チャンバ中に流れる。このフローリミッタは、開く工程で、外側の形状を維持しながら、前記主ピストンから軸方向に上昇し、この結果、前記主ピストンと前記フローリミッタの内周の全体もしくは一部との間と、前記主ピストンと前記フローリミッタの外周との間との両方に、流路が形成される。
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本発明は、互いに相対的に移動する緩衝装置の部分間での移動/ストロークの限界位置で、移動方向に対して反対に作用する更なる反力を生じさせるための車両用の緩衝装置の機構と、この機構を有する緩衝装置とに関わる。この緩衝装置は、液圧減衰媒体が充填された減衰シリンダを有し、この減衰シリンダは、このシリンダに対して軸方向に移動可能であり且つピストンロッドに取着されている主ピストンによって、2つの減衰チャンバに分けられている。このピストンロッドの周りには、少なくとも1つの第2のピストン/減衰ピストンが設けられており、このピストンは、複数の薄い第1のワッシャから成る第1及び第2のフローリミッタによって規定される少なくとも1つの第1及び第2の貫通ダクトを有している。前記減衰ピストンは、前記減衰シリンダ中の制限空間を摺動するために、この減衰シリンダの内径より小さい内径を有している。更なる反力は、前記減衰移動の緩やかなブレーキを生じさせるために、全ストローク中ほぼ一定である。
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本発明は、緩衝装置の減衰室間の媒体流の圧力を調整するためのバルブに関わっており、この媒体流は、バルブハウジング中で軸方向に移動可能なバルブ部分の、減衰媒体圧力によって生じる力均衡によって調整される。減衰媒体圧力は、減衰媒体流に応じ、強ばねと弱ばねとから成るばね機構の作用に抵抗して前記可動のバルブ部分に作用する。前記弱ばねは、薄い円板の形態を有し、第1及び第2のばね面と、キャビティによって互いから分離されているが2箇所で少なくとも脚部によって接続されている外側及び内側のばね部分とを備えている。この接続によって、前記外側及び内側の部分が、互いに変位可能となる。前記バルブ部分が経路長を超えない距離だけ変位すると、この部分の力均衡は、前記外側及び内側のばね部分間のばねの変位の作用に反するように調整され、経路長を超えて変位すると、この力均衡は、強ばねの作用に反するように調整される。前記弱ばねは、動作の開始時に低いばね力を得て、同時にこのバルブの内側での摩損を防ぐことができる。
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