説明

ベレノス・クリーン・パワー・ホールディング・アーゲーにより出願された特許

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本発明は、直列接続された電気化学ユニット(3)のスタックのためのシャントシステム(10)に関する。このシステムは、電気化学ユニットの正極と負極の間にそれぞれ接続されたシャント回路(27)を備えている。システム(10)は、さらに、シャント回路の少なくとも1つに制御信号を送信するように構成された制御回路(11)を備え、これにより、そのシャント回路が接続されている電極の間で電気化学ユニットを迂回させる。この制御システムは、制御モジュール(12)を備え、その各々は、固有の基準電圧を有し、また、各シャント回路は、それらのモジュールの1つに属している。各制御モジュールは、複数のシャント回路を有し、また、1つの制御モジュールに属するシャント回路は、連続する電気化学ユニットの電極間に接続され、このようにして、スタックは、制御モジュールによって、電気化学ユニットのいくつかのグループ(13)に細分されている。このシステムは、各制御モジュールが制御回路と通信する手段(23)を有し、これにより、制御回路が、いくつかの異なる制御モジュールに属するシャント回路を制御することが可能であることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】充電式リチウム電池における使用のための改善されたアノード材料を提供すること。
【解決手段】ナノ粒子の形態の遷移金属窒化物または炭化物、好ましくは金属当たり1個の窒素または炭素を有する窒化物または炭化物、特に岩塩構造を有する窒化物または炭化物であるアノード材料が記載される。好ましいアノード材料は、500nm未満の平均粒径を有する窒化バナジウム、特に炭素被覆窒化バナジウムである。導電環境に埋め込まれると、そのようなナノ粒子状材料、特に窒化バナジウムは、卓越した良好な充電−放電サイクル安定性を示す。 (もっと読む)


【課題】アノードおよびカソードの双方、好ましくはカソード用の電極材料を提供すること。
【解決手段】導電性ナノ粒子状ポリマーおよび電子活性材料、特にPEDOTおよびLiFePO4のナノ複合材は、カーボンブラックおよびグラファイト充填非導電性結合剤中の裸または炭素被覆LiFePO4と比較して、極めてより良好であることが判明した。導電性ポリマーを含有する複合材は、他の2つの試料よりも性能が優れていた。特にPEDOT複合材の性能は、高電流領域においてより良好であり、200サイクル後82%の容量保持を示した。したがって、導電性ナノ粒子状ポリマーおよび電子活性材料、特にLiFePO4およびPEDOTナノスタブで作製された複合材をベースとした電極は、そのより高いエネルギー密度および厳しい充電条件に対する増加した耐性により、LiFePO4等の材料の高電力の適用性を劇的に拡張することが判明した。 (もっと読む)


【課題】燃料電池用セパレータ・プレートの形状。
【解決手段】燃料電池用セパレータ・プレートは、円形又は楕円形の主要面10を有し、相互に並列に延びる複数のチャネル20により流体流路28を定め、流体が流体供給ポート12から流体排出ポート14へ導かれる。隣接チャネル20を合流させて並列に延びるチャネルの数を減らすことにより、流路の断面積が減少する。チャネル20は、・流体供給ポートから主要面の外面輪郭に沿って曲線の形で延びる第1の区域Aと、・前記外面輪郭に平行な曲線の形で外面輪郭に対して一定の距離を置いて延びる第2の区域Bと、・C字形状の第3の区域Cと、・主要面の中心26周りで延び、C字形状の向きがC字形状の第3の区域の向きと逆向きの中央の馬蹄形状の第4の区域Dと、・主要面の外面輪郭へ戻される第5の区域Eと、・主要面の外面輪郭に沿って流体排出ポートに達するまで曲線の形で延びる最終区域Fとを含む。 (もっと読む)


燃料電池システムは、
2つのエンドプレート(130,140)の間に挟まれた複数の燃料電池(145)を含む燃料電池スタック(1)と、
前記燃料電池スタックに燃料ガス流を供給するための燃料供給システム(60,110,113,190)と、
前記燃料電池スタックに酸化剤ガス流を供給するための酸化剤供給システム(65,120,123,195)と、
前記燃料電池スタック(1)に冷却液を通して、前記冷却液が前記燃料電池スタックに入り、前記燃料電池(145)から熱を吸収し、燃料電池スタックから出るようにする閉ループ冷却剤循環システムであって、前記冷却液を送るための循環ポンプ(72)と、前記冷却液から熱を除去し且つ前記熱を少なくとも部分的に前記燃料ガス流および/または前記酸化剤ガス流に伝達するための熱交換器(78,80)とを含む閉ループ冷却剤循環システムとを含む。
前記熱交換器(78,80)は、熱伝導材料で作成され且つ前記エンドプレート(130)の一方のボアに挿入されたチューブ(203)を含み、前記チューブと前記ボアが、前記チューブ(203)内の第1の流体チャネルと、前記チューブと前記エンドプレート(130,140)の前記ボアの前記側面との間に存在する空間内の第2の流体チャネル(205,207)とを少なくとも画定し、前記第1と第2の流体チャネルの一方が、前記冷却液のためのものであり、他方の流体チャネルが、前記燃料ガスまたは前記酸化剤ガスのためのものである。
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本発明は、アノード側(14)に反応物ガスを供給しカソード側(16)にカソードガスを供給するアノード供給回路とカソード供給回路とを備えたPEM型燃料電池の運転方法を提供する。前記の方法は、燃料システムの発電運転の停止及び起動用に構成され、その停止モードにおいては、
− 停止信号に応じて前記アノードガス及び前記カソードガスの供給を減少させるステップと、
− 燃料電池スタック(12)の少なくとも1つのセルの出力電圧をモニタするステップと、
− 前記反応物ガスの圧力及び前記カソードガスの圧力をモニタするステップと、
− 所定の電圧レベルに達した前記出力電圧に応じて少なくとも1つの燃料電池を電気的にシャントするステップと、
− 少なくとも前記アノード側(14)の圧力を少なくとも1つのポンプ(16、18)により所定の圧力レベルへ減少させるステップと、
− 少なくとも前記アノード側(14)を不活性ガスで充填及び/またはフラッシングを行うステップと、
を備える。
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グラフトポリマーの製造方法は:a)基本ポリマーを電子線又はγ−放射線源で照射する工程、b)グラフト溶液(グラフト溶液は、少なくとも1種の脱酸素剤、並びにスチレン及びスチレン誘導体からなる群から選択される少なくとも1種のグラフトモノマーを含む)を基本ポリマーと接触させる工程、及びc)工程b)で得られた基本ポリマー及びグラフト溶液の混合物をグラフト重合する工程を含む。
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経時的な性能の劣化を最小にするように、ゼロ負荷状態で、または、ゼロ負荷状態の近くで動作するPEM燃料電池システムの出力電圧を制限する方法は、水素流を前記燃料電池のアノードに供給すること、酸素流を前記燃料電池のカソードに供給すること、燃料電池の出力電圧を監視すること、燃料電池の水素圧を監視すること、燃料電池の酸素圧を監視すること、出力電圧が0.90ボルト未満に留まるように、前記水素圧を、前記酸素圧の70%と130%との間に維持しながら、水素および酸素圧を1バール(絶対圧)未満にもたらし維持するように、水素および酸素用の制御可能な再循環ポンプを作動させる間水素流および酸素流を制限することを含む。
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