説明

フォーマック ファーマシューティカルズ ナムローゼ フェンノートシャップにより出願された特許

1 - 3 / 3


【課題】細孔径が略均一であって、規則的な構造を有するメソポーラスシリカ材料を、自己組織化法を用いて製造する製造方法を提供する。
【解決手段】シリカ前駆体を含む水溶液Aを調製する工程と、アルカリ金属水酸化物とアルカリ土類金属水酸化物とのいずれをも含まず、ポリ(アルキレンオキシド)トリブロック共重合体と、pKaが3〜9の範囲である酸と、必要に応じて、pKaが3〜9の範囲である酸のアルカリ塩とを含む水溶液Bを調製する工程と、前記水溶液Aおよび水溶液Bの液体流が直接衝突するように、供給し、これにより、得られる混合物のpHを、2を超えて8未満とし、前記細長い形状の混合容器内で、10℃〜100℃の範囲の温度で反応生成物を生成させ、該反応生成物を、濾過分離し、乾燥し、界面活性剤を除去して、細孔径が略均一であって、規則的な構造を有するメソポーラスシリカ材料を製造する工程とを含み、熟成工程を含まない製造方法。 (もっと読む)


COK−10で示される、一群の新規な、秩序化したメソポーラスシリカ材料は、温和な酸性もしくは中性のpH条件下において、両親媒性ブロック共重合体と、任意で用いられるテトラアルキルアンモニウム化合物とを組み合わせることによって合成される。そのメソポアサイズは、実質的に均一であり、4〜30nmの範囲内であり、合成条件を状況に合わせて変化させることによって微調整することができる。COK−12で示される、一群の新規な、2D−六方晶系の秩序化したメソポーラスシリカ材料もまた、温和な酸性もしくは中性のpH条件下において、両親媒性ブロック共重合体と、pHが2より高く8未満のバッファーとを組み合わせることによって合成される。そのメソポアサイズは、実質的に均一であり、4〜12nmの範囲内であり、合成条件を状況に合わせて変化させることによって微調整することができる。これらの秩序化したメソポーラスシリカ材料は、難溶解性の薬物分子における製剤のためのキャリア材料として、および短時間作用型の利用のための経口薬物製剤として有用である。 (もっと読む)


BCSクラスII薬剤またはBCSクラスIV薬剤を備えた、Kollicoat IRなどのポリビニルアルコール−ポリエチレングリコールグラフト共重合体(PVA−PEGグラフト共重合体)の固体分散体を調製する方法であり、a)ポリビニルアルコール−ポリエチレングリコールグラフト共重合体(PVA−PEGグラフト共重合体)を、水/第1アルコール混合物に別に溶解する工程と、b)BCSクラスII薬剤またはBCSクラスIV薬剤を上記化合物が高い溶解性を示す非アルコール性の有機溶媒と第2アルコールとの混合物に溶解する工程と、c)上記両方の各溶液を溶解固体合計量が100mlあたり1〜15gとなるように混合し、必要に応じて、上記両方の溶液の混合物が酸性pHを得るべく、塩酸もしくは臭化水素酸などのハロゲン化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸、または、酢酸、プロパン酸、ヒドロキシ酢酸、乳酸、ピルビン酸、蓚酸、マロン酸、琥珀酸、マレイン酸、フマル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、シクラミン酸、サリチル酸、p−アミノサリチル酸、パルモ酸などの有機酸などの酸を上記両方の各溶液の混合物に加えて第3溶液を得る工程と、d)上記第3溶液を噴霧乾燥する工程とを含む。 (もっと読む)


1 - 3 / 3