説明

株式会社アークにより出願された特許

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【課題】凝結遅延剤を塗布したシートを張り付けた型枠にコンクリートを打設、適宜養生期間を置いた後、脱型し、凝結遅延剤により脆弱となった部分を高圧水で洗い流し、露出させた平滑面と凹面部分で図形のエッジング、または写真等画像の転写をなす転写技術に使用されるコンクリートは、一般的にレディミックス普通ポルトランドセメントが用いられるが、打ち込み時の状況によっては、コンクリート転写面にジャンカ等不具合が生じる可能性がある。このような不具合が発生した場合、その補修はほとんど不可能なため、該転写技術を採用するには慎重にならざるを得ないことが指摘されている。そこで本発明は、従来技術のマイナス誘因であるコンクリート打設技術の改善を提供し、前記のジャンカ等の不具合を解消することを課題とする。
【解決手段】以上の課題を解決するために、本発明は、標準的な配合の普通ポルトランドセメントの代わりに、高流度コンクリートを用いたコンクリート打設技術を提供した。高流度コンクリートを採用することにより、該コンクリートの特徴である自己充填性と、材料分離抵抗性が、ジャンカ、エアーによるピンホール等の発生を大幅に抑えることに寄与できる。 (もっと読む)


【課題】コンクリート表面凝結遅延剤を用いた化粧コンクリート形成技術に関し、コンクリート表面凝結遅延剤をインキ素材として用いて、図形や写真等絵柄をフィルム等シートに印刷し、型枠に張り付ける工法においては、従来のコンクリート表面凝結遅延剤の多くが水溶性で、かつ接着力が弱いため、何らかの加工をして印刷をせざるを得ず、かつ、緻密なエッジングが困難であることなどが指摘されているが、これらの弱点を改善し、化粧コンクリート形成に最適な、コンクリート表面凝結遅延剤をインキ素材としてフィルム等シートへ印刷する技術を提供することを課題とする。
【解決手段】非水溶性かつ対アルカリ可溶性で、インクとしての強固な接着力性および乾燥性を兼ね備えているコンクリート表面凝結遅延剤を適用し、かつ印刷手法としてスクリーン印刷を採用することで、該印刷手法の特徴である、厚めで微細な、化粧コンクリート形成に最適な塗膜を印刷できる。 (もっと読む)


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