説明

ユニバーシティー オブ スマトラ ウタラにより出願された特許

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【課題】窒素濃度の低い有機性廃棄物を、効率よくメタン発酵処理することが可能なメタン発酵処理方法を提供する。
【解決手段】COD濃度と窒素濃度の比(COD/N比)が50以上の有機性廃棄物をメタン発酵槽に供給してメタン発酵処理し、メタン発酵槽から発酵液を所定量ずつ取出して分離汚泥と分離液とに分離して、分離汚泥の少なくとも一部を、メタン発酵槽に返送するメタン発酵処理方法において、メタン発酵槽内の発酵液中のアンモニア性窒素濃度を直接又は間接的に測定し、該アンモニア性窒素濃度が所定値を超えるように分離汚泥のメタン発酵槽への返送量を制御する。 (もっと読む)


【課題】飽和脂肪酸比率の高い脂肪を高濃度で含有する有機性廃棄物を、短時間で効率よく分解できるメタン発酵方法を提供する。
【解決手段】脂肪を含有する有機性廃棄物を、メタン発酵槽に投入してメタン発酵処理し、メタン発酵槽から発酵液を所定量ずつ取出して重力沈降手段により汚泥濃度が下方ほど高くなる汚泥沈降液を形成し、汚泥高濃度液の少なくとも一部を前記メタン発酵槽に返送し、汚泥低濃度液の少なくとも一部を系外に排出するメタン発酵方法において、汚泥高濃度液を有機性廃棄物と混合し、これらに含まれる脂肪の融点以上に加温して脂肪を分散させた後、メタン発酵槽に脂肪中の飽和脂肪酸の投入負荷量が0.2g/L/day以上となるように投入してメタン発酵処理する。 (もっと読む)


【課題】複雑な装置構成をとらなくても、短時間で高い分解率を維持できるメタン発酵方法およびメタン発酵装置を提供する。
【解決手段】
メタン発酵槽2中の発酵液の汚泥濃度を測定する第1の汚泥濃度測定手段10と、重力沈降手段3により形成された汚泥沈降液の所定部分の汚泥濃度を測定する第2の汚泥濃度測定手段20と、第1の汚泥濃度測定手段10により測定された汚泥濃度と、第2の汚泥濃度測定手段20により測定された汚泥濃度とを比較して、返送ラインL2を通してメタン発酵槽2に返送する液の汚泥濃度がメタン発酵槽2中の発酵液の汚泥濃度よりも高く、排出ラインL6を通して排出する液の汚泥濃度がメタン発酵槽2中の発酵液の汚泥濃度よりも低くなるように、液量を制御する制御装置100とを有しているメタン発酵装置を用いてメタン発酵を行う。 (もっと読む)


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