説明

シノーラ ゲエムベーハーにより出願された特許

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本発明は、オプトエレクトロニクスデバイス及びセンサー(sensory)デバイス用の有機金属錯体、並びにかかるオプトエレクトロニクスデバイス及びセンサーデバイスにおけるその使用に関する。本発明の有機金属錯体(三重項エミッタ)は、金属中心及びキレート配位子からなる。これらのキレート配位子の少なくとも1つは、芳香環又は縮合芳香環(複数も可)を含む。これらの配位子の各々は、少なくとも1つ、好ましくは2つの電荷輸送基(ctg)で共有結合的に置換される。金属中心にはスペクテーター配位子が更に配位することができる。各々の配位子に2つのctgが存在することは、現行の技術水準で既知の錯体と比べて、特に有機発光ダイオード(OLED)における用途に対し以下の明白な利点をもたらす。この電荷輸送単位は分子中心への正孔輸送及び/又は電子輸送を容易にし、エミッタ錯体上で直接の効率的な励起子形成を可能にする。各々の配位子上にctgが存在することは、環境との相互作用に対する良好な遮蔽を与える。このため、発光消光は強く低減され、発光量子収率の高い材料が得られる。各々の配位子上にctgが存在することは、異なる分子の発光コア間の分離を増大させ、それにより三重項・三重項消滅又は自己消光効果による望ましくない消光が減少する。本発明の錯体は多くの有機溶媒に高溶解性であるため、湿式化学処理によく適している。 (もっと読む)


本発明は、式(A)
【化1】


を有する銅(I)錯体(式中、X=Cl、Br又はIであり(互いに独立して)、N∩E=二座配位子(式中、E=RE形態(式中、R=アルキル、アリール、アルコキシ、フェノキシ又はアミドである)のホスフィニル/アルセニルラジカルであり、N=ピリジル、ピリミジル、ピリダジニル、トリアジニル、オキサゾリル、チアゾリル及びイミダゾリルから選択される芳香族基の一部であるイミン官能基であり、該芳香族基は、有機溶媒中での銅(I)錯体の溶解度を増加させるための少なくとも1つの置換基を任意に有し、「∩」=同様に該芳香族基の一部である少なくとも1つの炭素原子であり、該炭素原子は、イミンの窒素原子、及びリン原子又はヒ素原子の両方に直接隣接して位置する)である)、及びまた、オプトエレクトロニクス組立品における(特に、OLEDにおける)それらの使用に関する。 (もっと読む)


本発明は、有機ダイオード、有機トランジスタ又は有機レーザー等の光電子部材、とりわけ有機太陽電池(OSC、OPV)における、複錯塩、とりわけ電荷を帯びた金属錯体から形成されるオリゴマーに関する。 (もっと読む)


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